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インドへ行って来ました!⑥ 【独り言】 [徒然日記]

インド旅行記、4日目です。

いよいよ、インド最終日。

実は、朝、集合の前に、初日に換金したルピーが残り少ない私たちは、もうちょっぴり円をルピーに換えました。
私一人でロビーに降りていったら、すでにガイドさんがいて、何?って聞かれたので、エクスチェンジしたい旨を伝えて、円を出しました。
これね、後で思ったんだけど、やっぱり外国人って事で、ロビーの方も、もうできるだけできるだけ、後回しなのよ。
待たされる。
おつりって、なかなか期待できないお国柄なの。
ちゃんと言えばおつりくれるけど、小額だと、チップだと思われても仕方ない、みたいな。
エクスチェンジといえど、換金額はちゃんとチェックしなきゃだし、もらったお札もちゃんとその場で数えなきゃ。
お店なんかは、おつりをくれる時、わざわざ1枚1枚数えながらくれるの。
私はちょろまかしてませんよ、ってな具合いにね。
でも、集合時間まで、10分ほどしかなかったの。
多分、ガイドさんが1言2言言ったのだろうけど(ちなみに言うと、普段愛想が良いガイドさんもツレない感じで余計ドキドキ。でもここで負けちゃいかん、とか思って、ずっとカウンターの人の動作を見てたけど)、不穏な空気のする中、そこそこのあたりで、ちゃんとルピーをくれました。
なんか一人でまたまたドキドキしたわー。

まだ早朝だけど、暑いねぇ。
一番最初に行ったのは、ヒンドゥー教の寺院。

中では写真が撮れなかったので、外観のみ。
結構派手な感じよね。

IMGP1087.JPG

IMGP1088.JPG

中をぐるっと見て回りました。
ここも裸足だわ。

基本的に、私、寺院とか神社とかを見て回るのが好き。
宗教云々でなく、その建物とか仏像とか神様の像とか、造形を見て回るのが好き。
冠婚葬祭のみの仏教だけど、別の宗教の神様にお祈りしよう、という感じじゃないのだけど、ちゃんと心の中では最大限のリスペクトを持って、見させて頂いておりますよ。

ヒンドゥー教の神様の像は、結構派手でしたね。
建物と同じように。
シバ神、ガネーシャ、有名どころからそうでないものまで。
“リンガー”、この言葉、ヒンドゥー教徒のガイドさんは、何度も呪文のように言ってたなぁ。
記憶の中の解説だから正確じゃなかったら申し訳ないけど、ようは、男性と女性とが一体となって子を生す。
という考え方。
豊穣や繁栄の意としてね。
それと、ガンガー(カンジス川の神様)は、頭からガンジス川の水を発生させるのよ。
そこが川の始まり。
だからガンジス川で、頭から水をかけるのね。
そして悪いものを流してもらうの。
おサルの顔の神様も有名。
山を持ち上げて運べるくらいの、力持ちの神様。
シバ神は、牛に乗って、首飾りはコブラ。
リインカネーション(輪廻転生)の考え方だから、生まれ変わったらコブラがいい、と言って、ガイドさんはコブラの指輪をしてたぞ。
MKちゃんはまた次も人間がいいって言ってたけど、私もそばにいたダンナさんは、次は人間じゃなくてもいいって言ったな。

インド人といえば、額に赤い粉。
分かるでしょう。
あれって、寺院にお参りした際に、神様の像の前に粉が置いてあって、自分でちょこんとつけるの。
お守りなんだって。
で、観光サービスとして、私たちにもつけようとガイドさんが寺院の人と話してたら、最初にいた方とはなにやらもめてたなぁ・・・(苦笑)
いや、そこまでせんでも、と思いつつ。
でも次のところでは快くOKだったらしく、一人一人額に赤いマークがつきました。
帰るまでのお守り、って思う事にした。
同じ寺院の方でも、人によって見解がバラバラってところが、だいたいの国インドらしくて、おかしいね。

そして次。
車は平日の通勤ラッシュのど真ん中へ。

IMGP1089.JPG

車しか見えなーい。
欧米の観光客が、わざわざ日本のラッシュの駅を写真撮りたくなる理由が、ちょっと理解できた。
私も、写真撮っちゃったもん。
でも、始業時間も30分ずつとかずらして、オフピーク出勤は取り組んでいるみたいよ。
焼き石に水って気もしないでもないが。

道横に金ピカ寺院。
工事中だけど、これはイスラム教のお寺だって。
派手派手。

IMGP1090.JPG

インドの寺院は、まだまだ新しいものが多いです。
さっきのお寺も新たしい感じだった。
何故なら、イギリス領下だった時は、自由にお寺を作れなかったから。
独立は1947年。
なのでそれ以降に建てられたお寺が多いんだそうで。
戦争って、こういうところまで影響しているのね。
普段気にしないだけで、日本国内にもいろいろあるのでしょうが。

次に行ったのは、インド門。
これもイギリス占領時代の産物ですね。
でも、今のデリーの都心のシンボルになってる。

これがインド門。

IMGP1091.JPG

下には陸海空軍の旗。

IMGP1092.JPG

立派。
この門と、国会議事堂とかが、まっすぐに結ばれているの。
本当に国の中枢。

IMGP1093.JPG

これは、日本人と写真を撮りたくて寄ってきたインド人の方たち。
で、素直に撮ってあげているツレと、カメラマンをしてあげているツレたち。
私は、そんな彼女たちを、さらに後ろから、撮影。
新規イメージ2.JPG

結構多かったわ。
一緒に写真撮って欲しいとか、勝手に写真を撮る人。
でもおっさんとはなぁ・・・

この門には、戦死した方たちの名前がたくさん彫られているとの事。
写真には写りずらいな。

IMGP1095.JPG

門とこれで、1本道になってるのね。

IMGP1096.JPG

次に行ったのは、タージ・マハルのモデルともなったという、美しいお屋敷。
今は、霊廟。
タージ・マハルのモデルだけあって、ここもすぐに建物が見えないように、門が2つありました。

これは2つ目の門。

IMGP1097.JPG

これを抜けると、お屋敷が見えるのね。

IMGP1098.JPG

IMGP1099.JPG

美しいねぇ。
真似したくなる気持ち分かるなぁ。

で、模様と、いくつもある門から、多分ヒンデゥー教のお屋敷じゃないかって言われているんだったような。

IMGP1100.JPG

本当に棺がたくさん。
確か、近くのものも合わせると、何百人も眠っているじゃなかったかな。
この国ではミイラにして葬るじゃない。
だから、さくっと写真なんか撮っているけど、中にはミイラになった方が、眠っているって訳。

IMGP1101.JPG

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うつぼ

私も檀家が寺のなんちゃって仏教ですが
建物を見たりしていると真摯な気持ちになりますねぇ。。
周りに高い建物がないせいでしょうか、それとも空が高い
のか?どの建物も非常に立派に見えます。。。
by うつぼ (2010-06-05 09:38) 

LICCA

うつぼさん、こんばんわ!
はい。仏閣は厳かな気持ちになり、なんとも心地よいです。
あぁ、確かに周りに高い建物も少ないですが、大地が広くて、山とか見えない土地なので、そのせいでしょうかね。良い天気で空も大きいです。
by LICCA (2010-06-06 20:59) 

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