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思わぬサプライズ 【DRAGON FACTORY FESTIVAL 06 】 [ライヴ日記]

「DRAGON FACTORY FESTIVAL 06 BILLY 2006 BIRTHDAY GIG」
なるイベントライヴに行ってきたよ!

結局最後まで、主賓のBILLYさんとは何者か、分からずじまい。

なんで行ったかと言うと、
バンドの方のライヴ友達から誘われて飲みに行ったら、
そこにやってきた彼が所属しているバンドが出演するとの事。
誘われるまま、その場で行く事を約束したのよ。
その彼は、ようは友達の友達の友達。
もちろんその時が初対面。
こういう事もあるんだね(笑)

イベント自体は、その謎のBILLYさんの誕生日という名目で、
知り合いたちがお祝いに集まったという形をとってはいるけど、
まぁ、そのいう名目を作って行ったイベントっちゅー事だろうね。

十数バンドが出演する、4時間を越えるライヴだったのだけど、
その彼の所属しているバンドの出番は、意外と早くて、それを見てしまった後は、
その他の出演者達を見ていたんだけどさ、
こういうごった煮みたいなイベントって、本当にいろんなバンドが出演して、面白いねぇ。

Shibuya O-EASTは、初めて知ったのだけど、メインステージとサブステージみたいのがあって、
そのバンドの力量に合わせて、交互にステージを使っていたのよ。
だから、セッティング時間がなくて、入れ替わりがスムーズだね。
但し、サブステージの広さは、メインステージの3分の1以下。
これは結構、屈辱感じないかなぁ。サブの人はね。

見ていて、すっごく感じたんだけど、
レベルがバラバラの出演だったイベントで、本当にバンドによってレベルが違っていて、
上手いバンドは、すぐにでもメジャーでやっていけそうな人達もいたけど、
下を見れば、それこそ学生バンドに毛が生えた程度のバンドもいるんだ。
勘違いと勢いだけ、とかね(笑)
でも、見ていて、バンドの演奏レベルが高いのと、見ていて面白いのとでは、
違うのだなぁって、思った。
上手いからといって、面白い訳ではないんだ。
かといって、下手で、しかも面白くないっていう、最悪のパターンもあるんだけどさ。

レベルが高くても、面白くないって感じるバンドは、
どこか枠にはまっている感じがして、
ライヴ慣れもしているし、どうやればノッているように見えるか、
メンバーがみんな知ってて、それを分かった上でやっている感じがして、
なんかまとまりすぎている印象がする。
それがどこか予定調和で、退屈な気がしたんだ。
もちろん、演奏は上手いから、聞きやすいし、ステージとしても、完成度は高いんだけどね。

逆に、演奏レベルはめためたでも、ちょっと面白いかもって、思っちゃうバンドってもいるんだな。
メンバーみんな、どこまでやれば、自分達の100%かって事を、全然分かってなくて、
一生懸命やりすぎていて、客との空気が明らかにズレていても、それも分かんなくて、
とにかく精一杯なステージなんだけど、
でもね、ちょっと、それ以上がでてくるかもって、期待させてくれる何かがある時があるの。
ほんとにたまにだけどさ、もしかしたら・・・みたいなのが、極々たまにある時があるんだなぁ。
妙な高揚感みたいのが、あるんだと思う。
前者が、目の前に引いてあるレールが見える気がするのとは反対に、
そういうバンドは、道なき道を突っ走っているんだろうね。
そのままフレームアウトしちゃうかもしけないけど、
もしかしたら、すっごい道に出るかもしれないっていうね。
見比べられたのは、楽しかったよ。

ま、レベルもそうだけど、
世の中にはいて捨てるほどいる、箸にも棒にも引っかからないようなバンドと、
メジャーデビューして売れているバンドとの違いは何なのだろうか、と、妙な事考えちゃったよ。
考えて分かるような事じゃないけどね。

そんでもって、その日最大のサプライズがやってくるとは・・・

私が高校生の頃、ま、俗に言うバンドブーム時代。
うっかり好きだった、AURAというバンドがいたんだけど、覚えている人いるかな・・・?
みんなのれっず(V)、あなたのこれっず(D)、竜巻のピー(G)、プリンス・マーブル(B)のメンバー4人がそれぞれ、違う色の髪してて、
「天才たけしの元気が出るテレビ」なんかで、大暴れしていたり、
ミュージック・ステーションとかも出てたし、
アニメ「CITY HUNTER」のエンディングテーマなんかのタイアップとかもあったのだけど。
覚えてる?
その彼らが、オリジナルメンバーで、再結成して、このイベントに出演したのよ。
主賓の謎のBILLYさんと、AURAボーカルのれっずさんが、知り合いらしい。
全く知らなかったから、私としては、ちょー驚き!
みんな年もとったけど、地味になってたねぇ。
ドラムのこれっずさんだけ、当時とあんまり変わってなかったかなぁ。
とにかく、十数年ぶりに、彼らの曲を聞いたよ。
意外と覚えているもんだね。
なんかすんごく懐かしくて、それでいて、今の彼らと、テレビに出ていた頃の彼らとを比べちゃったりして、
切ないよねぇ。
特に、このイベント、集客率悪かったの。
ハコのキャパが、ちょっと大きすぎたのよね。
もう少し小さいハコで見れたら、もう少し良かったのかも。
そういうのが、だんだんなんか笑えてきた。
とかいって、ラストの曲の「愛・オーランド」なんか大熱唱しちゃったけど(笑)
手フリとか覚えてたし。恥ずかしいね。
しかも、その後のバンドが演奏している時、
一緒に見ていた友達の隣に、これっずさん登場。
間近にいて、すっごく変な感じだったわ。
月日の流れるのを、実感したよ。
知ってはいたけど、ちっせぇ~って思ったり・・・

という訳で、変に面白かったよ。このイベント。
飲みで知り合った彼のバンドは、演奏は上手かったし、曲カッコ良かったけど、
フロントメンバーの恰好がどうもストライクゾーンが出ちゃってて、なんとも言えなかったかな。
その彼はドラマーだから、そうでもなかったのだけどね。
難しいね。
曲と恰好は、また別もの。ま、そういうものでしょう。
こういうイベント、たまに行くと面白いかもね。
仕事を早退してまで、行くほどのものかっていうと、どうかと思うけどさ。
でも、たまには息抜きの半休も、許してくれるよね。(←私は誰に言っているのでしょう・・・)


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クリス

AURA、懐かしすぎる!!!私は特にファンじゃありませんでしたが、みんなのこれっずとかいう名前が「ふざけてんなぁ」って思ったのを記憶してます(笑)とはいえ、私はカステラとかグラスバレーとか好きだったんですけど(ご存知ですか?)・・・。今聴くと懐かしいですよね~。
by クリス (2006-12-20 19:01) 

Catcat44

こんばんわ! コメント&niceまで、ありがとうございます。
懐かしいですよね。記憶の扉が、何枚も開いてしまった感じです(笑)
カステラ、グラスバレーは、名前は知っているという程度でしょうか。スミマセン。私の音楽の趣味も、かなり偏っているので(苦笑)
でもあの頃は、テレビで音楽番組がたくさんあったので、多分一度くらいは、見ているはずですよ。
なにげに、私の音楽の基礎になっている時代です。
by Catcat44 (2006-12-20 22:07) 

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