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最終日~創造の夜~ 【X】 [ライヴ日記]

行ってきました!
Xの復活ライヴ、最終日。「創造の夜」

会場時間は少々押したけど、開演時間はあまり押さず始まって、ホントに良かった。
TOSHIが、「時間通りライヴが始まって、喜んでもらえるバンドってすごい」って言っていたけど、その通りだよな。
こういうところは、相変わらずケタ違い。

今日はつつがなく、約4時間弱のライヴ。
最終日らしかったよ。
やはり、初日は演出の方のシステムトラブルのせいで、ああなったみたいだからね。
ドームって、本来、22時で音禁なんだって。
YOSHIKI、策士策に溺れる・・・だったのかしら。

ごめんなさい。
今日もセットリストは書きません。
どこかで探して下さいね。
きっとたくさん出てますから。

そして、今日のライヴの感想。
うーん・・・
またまた思うところが、たくさんあります。
で、正直に書こうと思うのだけど、そうすると、、熱狂的じゃなくっても、Xファンの方にはイヤな思いをさせてしまうかもしれないので、何が書いてあっても、読んでも大丈夫、って方のみ、続きをお読み下さい。
くれぐれも、よろしくお願いします。


この世に、変わらないものはないけれど、このバンドも、流れ行く時の中で、やはり変わってしまうのだな、と、今日ほど思った事はない。

いつの間に、万人向けのバンドになってしまったんだろう。
すごく寂しい。
万人向けになった事で、お客のノリも変わってしまった。
それとも、私が変わらないだけなのかしら。

いつの間にか、ハードロック、ヘヴィーメタルのライヴが、ロックという名のエンターテイメントショウになってしまったんだね。

アンコールの「X」を見て、すごく思ったのだけど、
今のXを見に来るお客さんて、例えどの曲でも、曲中、腕を前後に振り続ける事と、いわゆるXジャンプの時のみ、ジャンプする事、これだけしか知らないんだろうか。
いつからこんな画一化したんだろう。
アイドルのコンサートを見に来ている訳じゃないのよ。
ロックのライヴって、汗だくになってジャンプして、腕が痛くなるくらい拳を振り上げて、くらくらするくらい頭振って、そういうものだと、私は思い込んでいるのだけど。
間違っていないと思うんだけどなぁ。

オープニングからの流れは良かった。
これでやっとノれる、って嬉しかったもん。
でもすぐに、バラードタイムになり、TOSHIくんの熱っぽい愛を叫ぶMCに、どん引き。
本編ラストの「オルガスム」で、ようやくスイッチ入り。
で、アンコールだらだらして、最後の最後「X」で再び浮上。
これで終わっちゃったよ。
足りないよなぁ。
客のリアクションも、腕を振り続けるだけ。
拳を振り上げるのでもなく、曲の合いの手(コーラス部分)を入れるでもなく・・・

声を大にして言いたい。
もう私の独りよがりでもいい。
だって、だって、こんなんじゃロックだって胸を張れないんだもん。
満足なんてできないんだもん。

まず、Xメンバーへ。
人を救わなくてもいい。
世界を救わなくてもいい。
あなたたちのロック魂を見せてくれ!
かつて、ロックで世の中動かしたように、あなたたちを知らない世代へ、あなたたちの反骨精神を突きつけてくれ!

そして、オーディエンスへ。
ロックのライヴへ来たんだ。
拳を振り上げろ!
頭を振れ!
じっとしてるな!
跳べ!
汗をかけ!
自ら楽しめ!
人と同じで安心するな!
ノリノリになれ!

なんか、とりあえず、一区切りになった。
もうこれ以上、何かが変わる事もないでしょう。
多分、私の方が、時代に取り残されているのかもしれないし。
それならそうで、受け入れるだけ。
Xファンだし、応援もするけど、ライヴはどうだろうね。
なにより、あの会場のノリを見るのが、辛いから。
そんな夜でございました。
タグ:音楽 X-JAPAN
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アニ

LICCAさんこんばんわ<(_ _)>

Xファンではない私がこんなことを書くのは失礼かもしれませんが
今回の復活劇、個人的にはマスコミ全てが「伝説」を作ることに
必死になっていた気がします。

そして、それをテレビがさらに盛り立てようとする光景を見て
すごい違和感を感じてました。開園が大幅に遅れたり、過剰な
演出があったり、きっとファンの中には「これがX?」と思った
方はたくさんいるんだろうなーと思っていたのですが、メディアは
好意的な意見しか出しませんから、それがXだ!というふうに
なってました。

でも、昔からのファンの中にはきっとLICCAさんのように感じた
方もたくさんいると思っていて、それが違和感となっていたのですが
LICCAさんの話しを読んで納得しました。

今回メディアはX-JAPANという生きた伝説を更なる高みに
あげようと必死だった風に感じます。でもそれが本当にXの
本心なのかどうかは分かりませんね。
長文失礼いたしました<(_ _)>

by アニ (2008-03-31 21:34) 

LICCA

アニさん、こんばんわ!
スミマセン、感情だけで書きなぐったような文で(苦笑)

実を言うと、開演時間が遅れるのも、YOSHIKIが倒れたりするのも、ある意味昔は日常茶飯事だったんですよ。当たり前で、珍しくもなんともない。
知らない人が、あーだこーだと書きたてているだけ。
今回のライヴは、YOSHIKIが5人そろった自分達を見せたい、っていう強い願いと、マスコミのX伝説を煽りたいベクトルが、同じになってしまった結果ではないかと。
で、YOSHIKIが、ファンにすごいものを見せたくて、最高の演出をしたら、エンターテイメントな演出っぽくなってしまった、と。
お客のノリが画一化したのは、時代かもしれません。
私が高校生の頃は、Xのライヴに行くのは、人とは違うんだっていうプライドがあったものです。
まだ世間に認められてなくて、でもそれでも自分は好きだからライヴに行くんだ、っていう自己主張でもあったんですよ。
今は誰でも見れる。特別でもないし、人と違わなくなっちゃったんです。
だから、あんなヤワなノリ方で満足しちゃうんですよ。
時間は半分でも、マシンガンズがどれだけ疲れるか・・・
ま、言ったところで、どうにもならないのが、寂しいところです。
by LICCA (2008-03-31 21:50) 

ヒロモコ

あなたの言うロックの概念というのが、凄く既成概念に捕われているような気がします。
まあ、これも個人の主観なんでしょうね。
偶然検索したら、ここにたどりついたもんで、すいません。
随分昔の記事みたいですね。
Xのライブには、Xファンの友人からチケットを貰って、29日に行きましたが、やはり流石だと思いました。
by ヒロモコ (2008-06-01 08:07) 

LICCA

ヒロモコさん、過去の記事にもかかわらずコメント頂きありがとうございます。
思い出がキレイすぎたもので(苦笑)
一緒に行った友人たちは、すごく楽しんでいましたよ。
by LICCA (2008-06-01 14:23) 

まぐ

ほんと!!
最近のライブはどこもかしこもノリが悪い!
ヤワすぎる!!
残念な事にそんなやつらと一緒にライブを楽しめない!
なんでこんなに変わっちゃったの???
って感じですよね
型にはまったノリ方、、、バカらしいです
もっとサウンドを体感しようよって感じです

1年前の記事にいきなりすみません、、、
by まぐ (2009-10-07 22:23) 

LICCA

まぐさん、コメントありがとうございます。
気持ちは分かりますので、その通りだと思うのですよ。
だから、ああいうのが好きな人は、思いっきり楽しめばいいし、私は違うな、と。
そういう事で。
by LICCA (2009-10-10 00:39) 

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