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Tribute to 聖飢魔Ⅱ 悪魔との契約書 [音楽日記]

これ、聞いてます。


Tribute to 聖飢魔II -悪魔との契約書-

Tribute to 聖飢魔II -悪魔との契約書-

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: HPQ
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: CD



購入動機は、SEX MACHINEGUNSやTHE冠の参加に惹かれて。

実は、聖飢魔Ⅱはまともに音源を聞いた事がないのですよ。
当然、閣下やルークさんは何度も生声を聞いてはいるのだけど、バンドとしては実はCDも持っていないし、ミサも皆無。
ハマらなかった理由を考えちゃいましたよ。
演奏だって超絶、閣下の歌の上手さはピカ一。(最近、冠くんがその座に迫っている。)
私、いわゆるシャウトを初めて聞いたのは、閣下が中野サンプラザで上演されたロックオペラ「ハムレット」に出演していた時。
ハムレットをTOSHIくんが演じたやつね。
めちゃくちゃカッコイイと思って。
じゃ、なんでハマらなかったのか。
それほどスピードが早くないというのもある。(私メロスピ好き。)
歌詞が大真面目というのもある。(基準がオーケン。)
ルックスがストライクじゃなかったのだろうというのもある。(・・・?)
でも、やっぱり、なんだろう、物足りないって思っちゃったのかな。
自己満足的な限界感を求めすぎかしら。
ミサはすごく面白いらしいけどね。

という事で、このトリビュートアルバムを予約してから、YouTubeなどにお世話になりながら、いろいろ聞いておりました。
やはりハマる事はなかったけど、なかなか良いバンドよね。
楽曲もいいのになぁ。
こう、なんというか、少しずつ私のツボとポイントがズレているってところが、なんともいやはや。

それを踏まえて。
私の本家の知識は、その程度と認識の上、この先お読み下さいね。

1曲目からSEX MACHINEGUNSで「FIRE AFTER FIRE」。
本家よりややスピードが早くなってますね。
それとドラムパターンが違うのと、ギターソロも違う。
でも意外と基本に忠実というか、あっさり目な感じだよね。これ。
もっと胃もたれするくらいマシンガンズ節やAnchang節が出てるのかと思ってた。
そうでもない。
閣下って、実は音域それほど広くないよね。
で、高くもない。
なので、Anchangの低音~中音域の声が楽しめます。
シャウトはほとんど最後の1回くらいしかしていないので、ビブラートのかかったロングトーンは珍しいかも。
ギターソロは、Anchang一人ではなく、現在サポートギターのdragon sue(英語表記!)も弾いているね。
KENちゃんのドラムは結構自由な感じ。
これ、撮ったのが松山のSALONKITTYなのね。
高知のBAY5 SQUAREかと思ってた。
ライヴハウスじゃん、みたいな。
それに、メンバー全員Anchangの実家に居候してて、スイカ食べたりネコいじったりで、ほんわかな雰囲気の愛媛滞在だったんだよね。
マシンガーにとっては、いろいろエピソードのある1曲です。

後の方たちは解説できるほど知っている訳ではないので、さくっといきます。

SHOW-YAの「蝋人形の館」。
元曲大好きです。
初めてTVで聞いた時は、私はもっそ子供で、曲を理解できてなかったのが悔しい。
女性ボーカルでどうなるかと思っていたら、意外とあっさり歌ってきてたね。
好きな展開部分がテンポがスローダウンしてて、やや気持ち悪さもありつつ。
もっといやらしい感じ(エロという意味だけじゃなく)でも良かったかも。

EARTHSHAKERの「EL DORADO」。
元曲のメロディーが好きで耳タコ。
EARTHSHAKERのボーカルの方、こんな声だったっけ、と。
個人的には当たらず障らず。

GALNERYUSの「HOLY BLOOD」。
ボーカル、小野さんですよ。
シンセも入ったGALNERYUSの音には、小野さんの声質は合っていると思う。
演奏上手いなと思うけど、整いすぎて物足りない感じが抜けない。

地獄アルテットの「アダムの林檎」。
もう、“がぶっ”が全て。

XYZ→Aの「SAVE YOUR SOUL~美しきクリシェに背をむけて~」。
二井原さんの声はツボらない、と再認識。
橘高さんのギターは、やはり橘高さんのギターだった。

THE冠の「JACK YHE RIPPER」。
冠くんが自由にやってくれてて、気持ちいい!
彼の歌の上手さは折り紙つき。
それに、ラストのセリフの部分が、絶対に「SATSUGAI」を意識してて、本家と同じようにやってるいのに笑いを誘うのは、さすが。
撮っている頃のライヴで、たまたま「SATSUGAI」を歌った時、最近殺せ殺せ言い過ぎ、って自分でも言ってた(笑)

Sadieの「STAINLESS NIGHT」。
元曲大好きです。
で、V系バンドがどうするのかと・・・。
結果、うーん、なんだけど、ある意味、こういうアレンジはバンドにとっても成功だったんじゃないかと思った。
歌いあげる事もなく、作戦勝ち、みたいな。

RICKの「怪奇植物」。
というか、何、この曲・・・?

Grand Illusionの「1999 SECRET OBJECT」。
非常に上手いバンド。
誰が聞いても「良い」といいそう。
個人的にはキレイすぎるけど、耳障りが良く、心地いい。

RX feat. John Wettonの「ARCADIA」。
発音が・・・。
良い感じなんじゃないですか。
これまた誰が聞いても。
アルバムのラストっぽい。

ひとつ。
歌詞カードにそれぞれバンドのメンバーの名前があるのだけど、全部バラバラの表記だったのは、わざと?
統一でも良かったのに、と思って。

あらためて、聖飢魔Ⅱとはすごいバンドだったんだな、と、信者さんじゃなくても、再認識できると思う。
バンドの個性がとても感じられるけど、はちゃめちゃ具合いではGARGOYLEのトリビュートの方がめちゃくちゃだった気もする。

それにしても、25年もこのカッコ・・・
基い。
本来の姿で通し続けたな、と、そけだけで無条件にリスペクトできるな。
そんなバンドと親交の深かったバンドが集まってできたトリビュート版。
本家が素晴らしいのは当たり前。
それを踏まえた上で聞くと、なかなか良くできていると思うんだけど。
そう思いません?


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