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ツボつかれて気持ちいい映画です 【Knight&Day】 [映画日記<2010年>]

「Knight&Day」を見たよ!

ジューン(キャメロン・ディアス)は、車のパーツを買い付けに行った帰り、空港でとある男と偶然2回ぶつかる。
早い便への変更を断られたジューンだが、なぜかその便に乗れる事になり、喜んで搭乗すると、例のぶつかった男も乗っていた。
男は、ロイ(トム・クルーズ)と名乗り、ジューンは最後のチャンスとばかりに、ロイにアタックをかけようと決意する。
ところが、気がつくとロイ以外の乗客、乗務員は全て死亡。
飛行機は不時着。
ロイの活躍で何度も命拾いをするが、次々の命の危機に見舞われるジューン。
ロイは一体何者なのか。
ジューンは何を信じるのか。
そして、二人の結末は?

いやー、ハリウッド映画だねぇ。
しかも一昔前の悪ノリ映画。

でも、ハリウッド映画にしかできない映画は、やはり娯楽作として抜群だな。

もうね、あらすじだけで結末まで分かってしまうようなストーリーなのに、それが楽しいのよ。
トム演じるスパイのロイは、最初こそアヤシさ爆発だけど、絶対に最後は裏切らないってどこか確信が持てる。
キャメロン演じるジューンは、男勝りの割りに乙女チックだったり、でも行動が大胆で、ハチャメチャなのに、憎めないのは、キャメロン・ディアスが演じているから。

トレンディードラマが流行った80年代、日本のドラマでも偶然の出会いからたくさん恋が生まれて、恋愛ストーリーが派手に作られてたけど、二人の出会いはまさにそんな感じ。
もっとも、これはロイが仕組んだ出会いなんだけどね。
それを、結構真に受けちゃうジューンが可愛かったり。

思ったようにジューンはロイに惹かれていくし、起承転結がハッキリしているから、途中でジューンがロイと離れる出来事があったにせよ、結果、二人はまた一緒になるのだから、これを安心して見れないとしたら、世の中、安心なんてなくなってしまうほどよ。

ま、ほとんどお約束でできているストーリーではあるけど、それでもポイントを押さえるのが上手いのは、さすが。
ロイとジューンが、シーンを変えて決めゼリフを交代で言ったり、
最終的には、ジューンがロイがしたような事を、お返しでしたり。
ツボを突かれると、分かっていても気持ちいいんだな、これが。

アクションは、もう何をかいわんや。
本気でトム・クルーズや、ハリウッドの女優がアクションをやったら、カッコイイに決まってる。
これね、日本の女優にはできないからね。
もちろん、ダブルやスタントマンさんの活躍もあるけど、本人結構やっちゃうからね。

これ、トム・クルーズとキャメロン・ディアスという、大ベテラン2人が演じたから、多分良かったんだよ。
これが、売り出し中の若手俳優とかだったら、ちっとも面白くなかったんじゃないかな。
こんなお約束ばかりやってたら、どう笑っていいか分からんもんね。
でも、トム&キャメロンだったら、声を出して笑っていい。

銃弾の数も相当、火薬の量も相当、アクションあり、恋愛あり、それでいてラストは爽やかにほろっとさせられたりして。
ホント、ハリウッドの教科書に出てくるような映画だな。
決して、ジューンがなんでロイに惚れたのか分からない、なんて言っちゃダメ。
こういう男女は、結ばれるものなの。

これ、若い子より、私と同じくらいか、もっと上の方のほうが楽しめる気がするわ。
なんか一人の休日とかにふらっと見に行って欲しい感じ。
頭カラッポにして、是非楽しんで欲しいです。
こんな出会い、いまだにワクワクできる自分に、ちょっと呆れたりして(笑)


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