イーサン・ハント、今回もカッコイイです 【ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル】 [映画日記<2012年>]
「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」を見たよ!
ロシアの核ミサイルの発射コードを米国極秘諜報機関IMFのエージェントが手に入れたが、何者かに奪われてしまう。
その奪還の為に現場に復帰したイーサン・ハント(トム・クーズ)。
ところが、その発射コードをめぐって、テロ組織が起こしたクレムリンの大爆破工作の主犯とされてしまったイーサンとIMFのチーム。
アメリカは責任をイーサンに押し付け、IMFの存在自体をなくしてしまう「ゴースト・プロトコル」を発動。
国や組織の後ろ盾を失くしたイーサンをリーダーとするチームは、テロ組織が発射コードを入手し核戦争を引き起こす前に計画を阻止しなければ、逆にテロ犯として全世界に手配されてしまう。
果たしてイーサンは最悪の自体を未然に防げるのだろうか・・・。
「ミッション・インポッシブル」の第4弾ですね。
実に半年ぶりの映画としては、とても満足に楽しめる作品でした。
トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」は、いかにイーサン・ハントを、というより、トム・クルーズをカッコ良く見せる事ができるか、という作品だと言っても過言じゃないはず。
今回も、その期待を裏切る事なく、イーサンは大活躍でした。
前作、苦笑いをしてしまうような、ムリクリな設定というか、シーンがあって、ま、これもこの作品の一部かな、と思って見ていた記憶があるのだけど、今回は、それほど、むちゃな設定もなく、ありえないだろとツッコミを入れたくなるシーンもなく、ギリギリのラインで、実際にイーサン・ハントがやってるんだな、というリアリティがあった方じゃないかと思う。
アクションを見ると、確かにすごいんだけど、これが目玉!というような、突飛なアクションはなかったんじゃないのかな。
もちろん、ドバイの世界一高いビルを登るシーンは、映画を見て、手に汗をかいたのは久しぶりだったし、あの高さはマジで震えるね。
高所恐怖症じゃなくても、イーサンが落ちかけるシーンは、おもわず心臓がふわ~って気持ち悪くなるような感覚を味わったよ。
でもそういうものよりかは、思っていた以上に脚本がハラハラドキドキにできていて、イーサンを含めたチームがどうなるのか、核戦争は本当に阻止できるのか、とか、物語の展開の方が気になって、イーサンのアクションが良いスパイスになって味付けされた、という印象の方が強い気がする。
それに、定番ではあるけれど、随所にお笑いの要素も含んでいて、こういう脚本は本当に上手いな、と思う。
ベンジーって旧メンバーなのかな。
彼がいい具合いに完璧なイーサンの計画を引っ掻き回してくれて、ブラントというチームの新顔もベンジーの犠牲者として巻き込まれつつ、バランス良く物語が進んだのが良かったんじゃないかと思う。
いろいろ設定を忘れてて、そういえばイーサンって結婚したんだったなぁ、なんて思っていたら、あらあらの展開に、ちょっとびっくり。
しかも最後にまたまたサプライズ。
途中、ちょっと余分なエピソードじゃないの?なんて思っていたけど、最終的には納まるところに納まった感じで、それもアリかなと思ったり。
普通、核ミサイルの発射を止める、というのが主人公の目的になった場合、やはり発射前に阻止、というところに落としどころを持ってくるのが定番な気もするけど、今回は、発射されてしまって、お空を飛んでいる間にどうにかしなきゃならないけど、国の協力もないから、迎撃できる訳でもなく、どうするのかハラハラしたわ。
最後の海にドボンは、なかなかシュールなシーンだったと思うよ。良い意味でね。
イーサン・ハントの魅力として、今回特に感じたのは、とにかく諦めないところ。
便利な機器を屈指して、ひたすら身体を張って、とにかく諦めない。
砂嵐のシーンでの追跡もしかり。
最後の、ラスボスとのブリーフケースの奪い合いもしかり。
まだまだこれでもかって、同じシーンをぐいぐい力ずくで引っ張っていく邁進力は素晴らしい。
イーサンが走りながら、手に届く範囲のものを使って、いろいろ工夫していく感じは、ちょっぴりジャッキー・チェンの世界にも似てて、好きな感じだったな。
ラストに近いシーンで、とにかくミサイルの爆発だけはなんとか止めたイーサンが、もう動けないんだけど、ロシアから追ってきたエージェントたちと言葉なしに会話するシーンが好きな感じだった。
紅一点のチームメンバー、ジェーンが、イーサンとからまないってーのも、私好みだった要員かもね。
色恋沙汰がイーサン自身にあまりなかったので、ストイックにスッキリ見られたわ。
それに奥さん・・・あのくらいの切ない感じがいいと思うよー。ホントに。
以上のような感じで、とても面白かったです。
高所恐怖症の方は、ドバイのビルのシーンはお気をつけて。
本当に手に汗でしたから。
今年、まずまず満足な映画はじめでした。
ロシアの核ミサイルの発射コードを米国極秘諜報機関IMFのエージェントが手に入れたが、何者かに奪われてしまう。
その奪還の為に現場に復帰したイーサン・ハント(トム・クーズ)。
ところが、その発射コードをめぐって、テロ組織が起こしたクレムリンの大爆破工作の主犯とされてしまったイーサンとIMFのチーム。
アメリカは責任をイーサンに押し付け、IMFの存在自体をなくしてしまう「ゴースト・プロトコル」を発動。
国や組織の後ろ盾を失くしたイーサンをリーダーとするチームは、テロ組織が発射コードを入手し核戦争を引き起こす前に計画を阻止しなければ、逆にテロ犯として全世界に手配されてしまう。
果たしてイーサンは最悪の自体を未然に防げるのだろうか・・・。
「ミッション・インポッシブル」の第4弾ですね。
実に半年ぶりの映画としては、とても満足に楽しめる作品でした。
トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」は、いかにイーサン・ハントを、というより、トム・クルーズをカッコ良く見せる事ができるか、という作品だと言っても過言じゃないはず。
今回も、その期待を裏切る事なく、イーサンは大活躍でした。
前作、苦笑いをしてしまうような、ムリクリな設定というか、シーンがあって、ま、これもこの作品の一部かな、と思って見ていた記憶があるのだけど、今回は、それほど、むちゃな設定もなく、ありえないだろとツッコミを入れたくなるシーンもなく、ギリギリのラインで、実際にイーサン・ハントがやってるんだな、というリアリティがあった方じゃないかと思う。
アクションを見ると、確かにすごいんだけど、これが目玉!というような、突飛なアクションはなかったんじゃないのかな。
もちろん、ドバイの世界一高いビルを登るシーンは、映画を見て、手に汗をかいたのは久しぶりだったし、あの高さはマジで震えるね。
高所恐怖症じゃなくても、イーサンが落ちかけるシーンは、おもわず心臓がふわ~って気持ち悪くなるような感覚を味わったよ。
でもそういうものよりかは、思っていた以上に脚本がハラハラドキドキにできていて、イーサンを含めたチームがどうなるのか、核戦争は本当に阻止できるのか、とか、物語の展開の方が気になって、イーサンのアクションが良いスパイスになって味付けされた、という印象の方が強い気がする。
それに、定番ではあるけれど、随所にお笑いの要素も含んでいて、こういう脚本は本当に上手いな、と思う。
ベンジーって旧メンバーなのかな。
彼がいい具合いに完璧なイーサンの計画を引っ掻き回してくれて、ブラントというチームの新顔もベンジーの犠牲者として巻き込まれつつ、バランス良く物語が進んだのが良かったんじゃないかと思う。
いろいろ設定を忘れてて、そういえばイーサンって結婚したんだったなぁ、なんて思っていたら、あらあらの展開に、ちょっとびっくり。
しかも最後にまたまたサプライズ。
途中、ちょっと余分なエピソードじゃないの?なんて思っていたけど、最終的には納まるところに納まった感じで、それもアリかなと思ったり。
普通、核ミサイルの発射を止める、というのが主人公の目的になった場合、やはり発射前に阻止、というところに落としどころを持ってくるのが定番な気もするけど、今回は、発射されてしまって、お空を飛んでいる間にどうにかしなきゃならないけど、国の協力もないから、迎撃できる訳でもなく、どうするのかハラハラしたわ。
最後の海にドボンは、なかなかシュールなシーンだったと思うよ。良い意味でね。
イーサン・ハントの魅力として、今回特に感じたのは、とにかく諦めないところ。
便利な機器を屈指して、ひたすら身体を張って、とにかく諦めない。
砂嵐のシーンでの追跡もしかり。
最後の、ラスボスとのブリーフケースの奪い合いもしかり。
まだまだこれでもかって、同じシーンをぐいぐい力ずくで引っ張っていく邁進力は素晴らしい。
イーサンが走りながら、手に届く範囲のものを使って、いろいろ工夫していく感じは、ちょっぴりジャッキー・チェンの世界にも似てて、好きな感じだったな。
ラストに近いシーンで、とにかくミサイルの爆発だけはなんとか止めたイーサンが、もう動けないんだけど、ロシアから追ってきたエージェントたちと言葉なしに会話するシーンが好きな感じだった。
紅一点のチームメンバー、ジェーンが、イーサンとからまないってーのも、私好みだった要員かもね。
色恋沙汰がイーサン自身にあまりなかったので、ストイックにスッキリ見られたわ。
それに奥さん・・・あのくらいの切ない感じがいいと思うよー。ホントに。
以上のような感じで、とても面白かったです。
高所恐怖症の方は、ドバイのビルのシーンはお気をつけて。
本当に手に汗でしたから。
今年、まずまず満足な映画はじめでした。
コメント 0