ポップコーンは食べないけど【レジェンド・オブ・ゾロ】

昨日、「レジェンド・オブ・ゾロ」を見た。
おととい、慌ててTVで「マスク・オブ・ゾロ」を見てね。
正直に告白すると、この映画、少々バカにしていたのである。
なんか安物のヒーローものかと。
設定の時代が時代だからなんだけど、マスクだって、ただ黒い布の目の部分の切れ目を入れただけだし、
今回も飲みに行くまでの時間潰しに、と軽い気持ちで見に行った訳だ。
TVで見た「マスク・オブ・ゾロ」がまあまあ面白かったから、ちょうど良いなぁ、なんて具合にね。
で、実際に見たら・・・
ごめんなさい。私が間違ってました。素直に謝ります。
面白かったのよ。これが。
かなり上質のポップコーンムービーだった。
同じポップコーンムービーなら、Mr.&Mrs.スミスより、面白かったかもね。
頭休めるヒマがないくらいのアクションと、分かりやすい悪役と、困っている農民と(あの農夫は可哀想だったよ)
ゾロと妻と息子の愛情物語があって、ゾロの正体は？っていう主題がちゃんとあって。
笑わせるところは笑わせて、ゾロのピンチも用意されてて、でも最後はちゃんとハッピーエンドで終わるんだよね。大爆発と共に(笑)
正にポップコーンムービー！
ぐたぐだ説明はいりません。
頭空っぽで楽しめるよ。
期待薄だった分、余計に良かったのかもね。
もともとラテン系やメキシカンのルックスは苦手で、主演のアントニオ・バンデラスも苦手な方だった。
はずなのに、である。
うっかり彼をカッコイイと思ってしまった・・・
役柄って怖いね。
俳優はやはり、役は慎重に選ぶべきだよ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんはキレイだね。金髪碧眼とは違う美人さんだよ。
とにかく満足して、私は飲みに行けた訳だ。
いやぁ～良かった～！