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こんな友情アリ? 【ハート・ブルー】 [映画日記<2006年>]

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波乗りジョニー!
近年、SFアクションのイメージが強いキアヌ・リーヴスだけど、これはかなり真面目に身体をはったアクション。
これでもかってほど、サーフィンやらスカイ・ダイビングやら(笑)
病的なキアヌも良いけど、生身なキアヌが全開だよ。
ジョニー・ユタ(キアヌ・リーヴス)はFBIの捜査官。
見事な手際で銀行を襲い続ける強盗が、サーファーだと推測したジョニーは、潜入捜査の為、サーフィンを始める。
そこで知り合ったのがリーダー格のボーディ(パトリック・スウェイジ)
正体は伏せたまま、その元彼女であるタイラーとの恋仲になり、ボーディとも友情を深めていく。
だが、幾度目かの強盗の際、張っていた警官と撃ち合いになり、ジョニーの正体が知れてしまう。
そこでボーディはある行動に出て・・・
ジョニーは、最初、中途半端な七三分な髪型で、ちょっと変。
サーフィンをするうち、だんだんとあか抜けてくるんだけど・・・
ジョニーの正体が、映画の半分くらいのところでバレてしまって、この後どうするの?
てな感じだったんだけど、ボーディがいろいろ仕掛けてくれました!
ボーディにタイラーを拉致られて、ジョニーはほとんど言いなりになって、ついには、銀行強盗の仲間までさせられちゃうんだ。
でも、FBIの相棒の手助けで、さらにボーディ達を追っていくのだが、そうそう簡単にはいかんのだな。これが。
ボーディが結構頭のキレが良くて、独自のビジョンを持っていて、ちょっと魅力的。
ちょっと常識からは逸脱してるけどね。
ジョニーとボーディの友情が、ねじれてねじれながらも、どことなく理解し合っている二人があるから、追う側追われる側が単純な捕り物でなくなるのだ。
ただ、簡単に人が死にすぎ。
ボーディの仲間も、ジョニーの相方も、簡単にね。
FBIの捜査官としては、ジョニーは、完璧失格だと思うよ。
えっ?てな事、たくさんしてるもん。強引だし。普通は許されないっしょ。
ま、その辺のツッコミは流してあげるけど。
最後の二人の選択は、理解できるな。
そうだよなぁ、そうするしかないよなぁ。てな感じで。
スリルは心地よいけど、それに身を委ねすぎると、人はどこか違う方向へ流れていってしまうのだなぁ、という、かなり斜めから見る友情物語だよ。

ハート・ブルー アドバンスト・コレクターズ・エディション


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