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さくらさくら 【蟲師7】 [マンガ日記]

コミック「蟲師7」を購入。

大好きなマンガ「蟲師」の7巻目。
今回の表紙は、さくらさくら。
薄紅に咲くさくらに、ギンコの白髪がキレイだね。
漆原さんの水彩はキレイだよ。毎回。上手い下手とかじゃない気がするよ。
さくらだったのは、最初の話が、さくらにまつわるものだからでしょう。
相変わらずギンコは、少々強引に、時に巻き込まれて、話の中心に近づいていくのだね。
あ、今回は頼まれてもあるか。
化野先生以外で、複数回登場デビューの淡幽さん。おめでとう!

・花惑い
古い桜の巨木にまつわる話。
その桜には木霊という泡状の蟲が住んでいる。
木霊の宿った木は長く生き、美しい花を咲かせるが、生き物に取り込まれると、五感のいずれかを麻痺させるらしい。
蟲を糧に生きる女と、その親戚の男性の話・・・なんだけど、段々話が進んでいくと、
今回、とてつもなく残酷な結末だったね。
佐保はそれでも幸福だったのかなぁ・・・

・鏡が淵
めずらしく、活発で軽いノリの女の子の失恋話。
水に住む水銀状の蟲・水鏡は、人の影を写し取って、その人に取って代わって移動する蟲。
真澄は鏡研ぎ師に、軽~いノリでふられるが、忘れられない。
水鏡に影を取られた彼女は、失恋の痛手から自棄になっているが、ギンコがなんとか説得して落着。
水鏡が本人に取って代わる瞬間に、鏡で本体を映してやれば、逃れられる、と。
こういう設定、どこか別の作品にもあった気がするんだけど、記憶違いかなぁ?
解決した途端、かる~くギンコを口説く真澄は、いい性格してるよね(笑)

・雷の袂
望まない結婚、妊娠の為、わが子を愛せない女の話。
その子の中に蟲がいた訳だけど、一番大人だったのは、その子。
家族の幸福って何?って話。

・棘のみち(上・下)
初の上下編。淡幽さん再登場。
最古の蟲師一族の薬袋家は、実は恐ろしい事を代々行って、とある蟲を追い続けているのだという事実を知るギンコ。
淡幽お嬢に、まんまと丸く収められちゃったね。ギンコ。
ギンコの原点は、やはりあの時(眇の魚)なんだと、再確認させてくれたね。
淡幽に思いっきり貧乏舌だと言われちゃって(笑) ご愁傷様。

蟲師って、基本的に、蟲に魅せられ正体をなくしているのは、いつも女性で、
そのそばには必ず男性がいるんだよね。
女性作家がゆえ、なのかなぁ・・・
「花惑い」や「棘のみち」で、哀しげな表情をするギンコが、印象的だった。

蟲師 7 (7)


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