SSブログ

ついに、復活! 【筋肉少女帯】 [ライヴ日記]

筋肉少女帯の復活ライヴ、
「THE・仲直り!復活!筋肉少女帯~サーカス団パノラマ島へ帰る'06~」
in 中野サンプラザ へ行ってきたよ!

とうとう待ちに待った、筋肉少女帯の復活ライヴ、行ってきたよ!!!

まず最初に、何故待ちに待っていたか、ちょっとだけ説明すると・・・
あれは確か1989年。
筋肉少女帯3rdアルバム「猫のテブクロ」が発売されて、
日曜のお昼、とある音楽番組にて「これでいいのだ」と「日本印度化計画」の、
PVのようなものが流れた日。
思春期真っ只中だった私は、ガツンと脳天をヤラれてしまって以来、早17年。
ずっとファンだった割に、貧乏学生の為、そうそうライヴに行ける資金もなく、
結局、「断罪!断罪!また断罪!」発売後あたりに、2回しかライヴに行っていないのだよ。
しかも、ガッチガチのXファンでもあったので、筋少のライヴは、あまり面白くないかもとか思っていた節もあったしね。
今思うと、もっと行っとけば良かったと、やや後悔していたところの復活劇。
そりゃ~、行かにゃぁならんしょ。

20数分押しでスタート。
薄い緞帳が下りているステージは、久しぶり。
しかもホールのライヴも久しぶり。
中野サンプラザが、人で目一杯。
どうも、立ち見も出ていたよう。
1曲目、ガンと勢いのある曲から入るのかと思ったら、
「トゥルー・ロマンス」で、やや肩透かし(笑)
いつものパターンが分からないライヴってのは、楽しい反面、微妙に芯を外される時もあるよね。

1曲1曲レポは書けないので、大雑把な感想になっちゃうけど。
とにかく、大槻ケンヂのMCは長い!
どれくらい長いかというと、曲でノリノリになっているより、立ってMC聞いている方が、足が痛い。
ほとんどトークショーだよ。
本人、かなりはしゃいでいたようで、
メンバー紹介のタイミングを、すっかり間違って、先走ったみたい。
基本的に、大槻氏がしゃべって、他のメンバーは、聞いているというスタンス。
たまに話をフラれると、ちょろっちょろっと参加したりするけど、
大槻氏のMCは、なまじ面白いから、誰も止めないんだね。
客席に向かって、
「お前ら!」とか、もう言っちゃいけないのかなぁ・・・
とか言って、「皆さん!」って言い直していたけど、
大槻さん、「お前ら!」でいいと思うわ(笑)

大好きな曲「機械」を聞けたのは、貴重。
あまりライヴでやらない曲なんだってさ。
ま、あまりライヴ映えもしなかったけど。
どの曲が定番がを知るほど、ライヴに行っていた訳ではないので、貴重さ加減がいまいち分からんわ。
でも、今回、以外と定番曲以外がリストに入っていたみたいだよ。
そういうMC多かったから。
インスト曲の「航海の日」があったのも、ちょっと驚き。
ブルース・リーの「FIST OF FURY」なんかもね。

お約束事も、いつくかある。
いわゆるコール&レスポンスってやつで、
大槻氏が「○○○○○と問うならば!」と言ったら、客は「問うならば!」と返し、
続いて大槻氏が「○○○○○ですよねぇ」と言って、客は「いぇ~い!」と答える。
これはライヴ中、何度も出てくるので、もしこれからライヴに行きたい、行く予定があるって方は、覚えておくと、一体感が味わえていいよ。
大槻氏のステージ上でのお着替えもあるし、
かつてはビール一気飲みなんてのもあったけど、
現在、40歳の大槻氏は、痛風の為、これだけはできないんだってさ。
痛風・・・ペイン・ウィンド・・・おやぢめが。
愛玩物のブースカ人形と、パパ(大槻氏)による、やや寒の腹話術風MCもあるし、
橘高氏はMC中、化粧直しで、しょっちゅうステージ上から消える。
この人達、多分、活動凍結時の8年前から、あまり変わっていないよね。
ヌンチャクも振り回したし、変な人形も吊るされてたよ。

曲中のお約束なんかもあるけど、
基本的には、曲の感じに合わせたものが多いので、なんとなくで分かると思うよ。
「踊るダメ人間」の、エセXジャンプは、参加すると楽しいかも~。

やはりと言うか、何と言うか、このバンドは、メンバーは、とてもライヴ慣れしているね。
久しぶりというけれど、まぁリハもたくさんしただろうけど、
安心して見られるよ。
ハプニングがハプニングにならない気がする。
みな演奏技術も高いし、経験もいっぱいあるし。
ベテランって、こういう事なんだね。
なんて、妙に納得しちゃった。
ギリギリ感を求めるライヴとは、明らかに違うよね。
自らノリノリになれれば、体力も使うし、心地よい疲労感も味わえるけど、
私がよく行くSEX MACHINEGUNSとかが実践しているギリギリ感とは、全く違うライヴだよ。
でも、楽しい。
SEX MACHINEGUNSのライヴ後は、息切れしていて、それがサイコーの達成感で、余韻に浸れるけど、
筋肉少女帯のライヴ後は、笑いが絶えない感じだね。
筋肉少女帯は、何より、曲自体が好きなんだよね。
歌詞とメロディが好きなの。
ものすごく当たり前の事を言っているけど、でもそれって、流行に流されずに、ずっと長い事好きでいられる要因だよ。
ただ、大槻氏の歌詞は、思春期にハマると、人生誤る可能性があるから、要注意。
十代前半でハマった人は、みな、同じ事言いそう。
私だって、13歳だったんだもん・・・

筋肉少女帯のすごいと思った事があるのだけど。
それは、アルバムで発売した曲は、ほとんど全曲、ライヴでできるって事。
これって、曲を作る技術が進んだ今、
PCや専門の機械を使えば、実際に演奏するのではなくて、デジタルな音作りができるからね。
でも、あまりやりすぎると、バンドの場合、ライヴで演奏できなくなっちゃうんだよね。
音をいじりすぎたり、重ねすぎたりすると、生演奏できなくなるんだ。
これは本末転倒な気がしないでもないけど、今はそういう時代なのだから、仕方ない。
ま、ライヴの構成上、よくやる曲、そうでない曲ができるのはしょうがないとして、
1988年のデビューアルバムから、1997年最後のアルバムまで、
1回のライヴで、曲がでてくるって事は、すばらしい事だよね。
今回でいうと、「モーレツア太郎」から「カーネーション・リインカネーション」までね。

そういう状況になった時、いつも気になる事なのだけどね。
今回、マシンガーつながりで、筋少を初めて見るって友人が一緒だったんだわ。
アルバムは強制的に聞かせようとCD焼いてあげたのだけど、
それでも、ライヴを楽しめたか、私も気になるんだよね。
楽しんでくれたかな・・・
あまりアングラ系ではないところが守備範囲の人だと思うから。

アンコール、途中、前日27日が、橘高氏の41歳の誕生日。
シークレットかどうかは分からんけど、ケーキにロウソク立てて、
お祝いしたよ。
しかも、大槻氏がハッピーバースディで歌ったのは、「バカボンのパパ」のエンディング曲。
しかも、すごい暗い方の曲ね。
あまり知らなかったわ。
でも、バカボンのパパが、41歳なんだってさ。
これは、橘高氏談。

てっきり、これから先も、バンバンライヴをしてくれるものだと、勝手に思い込んでいたのだけど、
やっと次のライヴが決まったというところだったのだね。
3月、東京では、恵比寿のリキッドで、やるようです。
また、チケット取るのが大変だ。
それから、今回のライヴは、NHKBSで放送されて、
さらに、DVDにもなるんだって。
嬉しいね。
本当は、新譜期待してるんだけどなぁ。これは、ムリか。

レポじゃなく、完全に感想というか所感になっちゃったけど、
楽しかったって事が、少しでも伝わればいいなぁ~。
ファンの年齢層が、妙に高いとか、男性ファンが多いとか、
若いファンの子がいたとしたら、とっつきにくいかもしれないけど、こういうのもいいぞ。
大槻氏は、翌日筋肉痛になるくらい暴れてけって言ってたけど、
今まで散々、ヘドバンで鍛えてきたから、大したことないなぁ。
でも、楽しい余韻は、充分に味わえたから、これで満足だよ。
また、次の楽しみもできた事だし、万々歳だよね。

以下、セットリスト。
順不同、ご勘弁を。

トゥルー・ロマンス
踊るダメ人間
カーネーション・リインカネーション
サボテンとバントライン
僕の宗教へようこそ
少女の王国
イワンのバカ
元祖 高木ブー伝説
香菜、頭をよくしてあげよう
戦え!何を?人生を!
バトル野郎~100万人の兄貴~
FIST OF FURY
機械
暴いておやりよドルバッキー
くるくる少女
航海の日
これでいいのだ
日本印度化計画
愛のためいき
モーレツア太郎
釈迦


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

waka

はじめまして。筋少の文字に思わずコメントしました!最高のライブでしたね!来年も行くぞ!
by waka (2006-12-30 17:38) 

Catcat44

wakaさん、コメントありがとうございます!
楽しかったですよね~。
来年のライヴも、お互いチケット取り頑張って、また行きましょうね!
by Catcat44 (2006-12-31 08:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。