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エピガイ&見どころ・中の前編 【SUPERNATURAL】 [SPN日記(別館へ引越し)]

米ドラマ「SUPERNATURAL」のエピソードガイド&私的見どころの続き。
引き続き、参考にさせて頂いたのは、オフィシャルHPと、携帯サイト「ハリウッド・チャンネル」です。
今回も、がっつりネタバレしてます。
しかも、ディーンよりの見どころ。
では、長文覚悟の上、お楽しみ下さいませ~。

【イントロダクション】
サム・ウィンチェスター(ジャレッド・パダレッキ)は、美しい恋人ジェシカ(エイドリアン・パトリック)と暮らしながら、ロースクールを目指す大学生。
ある晩、サムのアパートへ、兄のディーン(ジェンセン・アクレス)が突然訪ねてくる。
父親のジョン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が狩りに出て、戻ってこないと言うのだ。
22年前、まだ赤ん坊のサムの部屋で、彼らの母親メアリー(サマンサ・スミス)が、天井に貼り付けられて、焼死するという事件があって依頼、ジョンはそれが闇に潜むものの仕業だと考え、全米各地を転々としながら、悪霊退治を生業としていた。
ディーンはずっと父親を手伝っていたが、普通の生活をしたいサムは、父と兄から遠く離れて、大学に通っていたのだ。
ロースクールの面接が控えているサムは、週末だけとの条件で、ディーンと共に、父親を捜しに出かける。
父ジョンは見つからなかったが、アパートへ戻ったサムを待っていたのは、天井に貼り付けられ、母メアリーと同じように炎に包まれたジェシカの姿だった。
ジェシカを失ったサムは、ようやく父ジョンとディーンの気持ちを理解でき、ディーンと共に、悪霊退治の旅に出るのだった・・・

第12話【死神との取引/Faith】
ローヘッドという怪物を倒そうとした際、使用したスタンガンに感電してしまったディーンは、酷い心臓発作を起こし、その損傷は回復の見込みなしと診断され、もって1ヶ月の余命を宣告される。
なんとかしてディーンを助けたいサムは、父ジョンの知り合いから、信仰治療を行っている牧師の元に、ディーンを連れて行く。
ディーン自身は、信仰治療など全く信じていなかったが、その牧師に治療をされるとすぐに、完璧に全快してしまう。
だが、その治療の最中、何か邪悪な老人の姿をしたものを見たディーンは、この牧師の行っている信仰治療が、何か悪い事をしているのではないかと、疑問を抱く。
早速、調査を始める二人だったが、牧師の下へ熱心に通うレイラという女性と出会う。
彼女は、脳腫瘍に侵されていたが、手術ができない場所の為、余命半年を宣告されていた。
治療の裏に、死神を操る黒魔術がからんでいる事を調べ上げた矢先、レイラの治療が始まる。
≪見どころ≫
感電→心臓発作→回復の見込みなし→余命宣告
この流れがやや強引ではあるけれど、病院のベッドの上のディーンが、チアノーゼを起こしたようなメイクをしているので、これはこれでハッとしてしまった。
ジェンセンはかつて、4年近くも昼間の青春メロドラマに出演しており、しかもデイタイムエミー賞に3年連続でノミネートされてもいるのに、ディーンのセリフに「昼間のテレビは最悪だ」と言わせているあたり、事情を知っているこちらとしては、ちょっと楽しい。
病院ベッドの上のディーンは、だいぶ先にもう一度見られるけど、そう言えばサムは一度もないなぁ。
3日で病院を抜け出してくるディーンだけど、とても心臓の悪い人には見えない。
自分でさくさくと歩いているし、ちと元気すぎやしないか、なんて思ったりもする。
それでも、金髪美人のレイラに出会って、鼻の下を伸ばすディーンは、ナイス!
リーパー(死神)の力で、他人の命と交換で生き延びてしまったディーンだけど、レイラの事は助けてあげたいが、黒魔術でリーパーを操って、しかも他人の命と交換に治療をしている事は見逃せず、その板ばさみになるディーンの選択がポイント。
しかも、牧師自身は何にも知らず、奥さんが密かに行っていたという事も、ちょっと捻りが効いてて良い。
リーパー(死神)も、姿は違うけど、再出演あり。
ちなみに、オープニングの怪物の名がローヘッドだと分かるのは、吹替えのみ。
なにげに、ディーンにはまだ達成されていない宿命がある、みたいな暗示がされているよ。

第13話【ルート666/Route666】
ディーンの昔なじみから、助けて欲しいとの電話が入る。
電話がくるという事は、何か悪霊がらみの事件に違いないと主張するディーンだが、サムはディーンの昔なじみなど、聞いたことがない。
町に貢献してきたアフリカ系アメリカ人が、次々と不審な自動車事故で死亡している事を説明したのは、かつてのディーンの恋人、彼女自身も白人と黒人のハーフであるキャシーだった。
事件の裏に、まだ人種差別の激しかった時代の、恋愛の末の悲劇が関係している事を知った二人は、悪霊が乗り移った巨大なトラックと対峙する事になる。
≪見どころ≫
ついにきました。ディーンの元カノ。
しかも黒人。金髪美女が現れたら、きっとふーんとしか思わなかったかもしれないけど、黒人のキュートな彼女が現れた時には、少なからず驚いた。
この回は、事件どうこうより、ディーンとキャシーの男と女の事情ってヤツが、かなり曲者。
付き合ったのは、どうやら2週間程度のようだけど、ディーンはキャシーにだけは、悪霊退治の家業の事を、カミングアウトしてしまっているから、さあ大変。
サムは、自分は1年半も付き合って同棲までしていたジェシカに、ウソを突き通していたのに、と言って怒るんだけど、そりゃ最もだよね。
しかもそれが原因で、将来の事まで考え始めていたキャシーは、ディーンをふってしまっていた。
彼女最後に、ディーンの事を頭がおかしいとか何とか言い放ったらしく、それを気に病んでいるディーンも、可愛いなぁ。
お互い愛していたのにも関わらず、気まずい関係のまま別れてしまった二人の愛が、再燃するあたり、ちょっと大人な展開。
今のところ、唯一の濡れ場アリ。
ジェンセンファンは、テレビの前で悲鳴を上げたかもね。
事件解決後の二人も、なかなか大人。
現実主義者だからと、転々とする生活をしているディーンに、それ以上のものを求めないキャシーに対し、まだ淡い期待を抱いているディーンが、対照的で良い。
めずらしくサムに運転させ、余韻にひたるディーンが愛おしいよ。
普段はワンナイトラブに励むディーンの、めずらしく真剣な恋愛事情に、興味深々なサムは完全にデバ亀状態。
かつて人種差別が酷い時代の、黒人に対する仕打ちと、肌の色を超えた恋愛がいかに大変だったかというのをテーマにしているあたり、いかにもアメリカだなぁ、と思う。

第14話【悪夢ふたたび/Nightmare】
サムが再び悪夢を見る。
それを予知夢だと確信したサムは、ディーンをたたき起こし、その場へ急ぐ。
結局夢に現れた男性は、死亡してしまい、自殺と断定されていた。
だが、納得できないサムは、翌日からディーンと共に調査を始める。
調べていくうち、この事件は悪霊がらみではなく、死んだ男の息子であるマックスが、長年彼を虐待していた親へ復讐していた事が分かる。
しかもマックスは、少し前から念動力が使えるようになっており、さらに彼の母親は、彼が6ヶ月の時に、天井に張り付けられ焼死していた。
サムとマックスの関係が明らかになるにつれ、サムはマックスを救ってあげたいと思うようになる。
≪見どころ≫
物語がついに、突然予知夢という能力を持ってしまったサムや、同じようにサイキック・アビリティを持ってしまった人達の運命へと、動いていく最初の回。
虐待をしていた父親と叔父を殺し、彼を助けなかった継母を殺そうとするマックスを、必死で救おうとしているサムが、いじらしい。
サムにとっては、マックスが自分の事に重なって、マックスを救う事は、予知夢なんて能力を持ってしまって、それに悩み苦しむ自分自身を救う事になるんだね。
それをサム自身が意識しているかは、分からんけど。
あくまでも話して分かってもらおうと必死になるサムと、何かあったらすぐ銃の引き金のを引けるディーンとは、やっぱり違う。
途中、頭を撃ち抜かれるディーンのシーンは、マジでビビッた。
予知夢の中での出来事だったっていうオチだけど。
結局マックスが自分の頭を撃ち抜いてしまうのは、サイキック・アビリティを持った人達が、負の方向へと動かされてしまうという暗示になっているみたいだ。
自分もマックスみたいになってしまう可能性があると言って、凹み気味のサムに、オレがいるから大丈夫さと言ってのけるディーンは、やっぱりカッコイイ。
にしても、この時以降、サムの念動力が発揮されている場面は、まだないなぁ。

第15話【血塗られた家/The Beders】
失踪した男の行方を探っている最中、サムが行方不明になってしまう。
悪霊か超常的な力を持つ何かに連れ去られたのではと、必死になって捜し回るディーンだが、サムは実は人間に拉致られていた。
その家族は、1年に一人か二人、拉致ってきた人間を使って、人間狩りをしていたのだ。
一方、街のシェリフの女性に助けを求めたディーンだが、いつもの身分詐称がバレて、ややピンチ。
ところが、その女性の兄も、数年前に行方不明になり、いまだに消息不明のままだった。
同じ境遇に立たされた二人は、無事にサムを見つけられるのか。
≪見どころ≫
サムの行方不明第1弾。
だいーーぶ先に、第2弾がある。
人間は時に、悪霊より恐ろしいというオチ。
こういう時のディーンの行動力はさすが。
でも、身分詐称は、やっぱりマズいよね。しかもポリスになりすましていたから、始末が悪い。
盗難バッジである事が照合されてしまって、ピンチな場面でも、今回ばかりはディーンも大真面目。
あ、でも、バッジの持ち主が大柄の黒人ポリスだったから、本人の写真を見せられて、激ヤセして、マイケル・シャクソンと同じ肌が白くなる病気になって・・・なんて言い訳してた。
でも、これ、吹替えじゃないと聞けないよ。
警察のデータベースで、サムの事を検索してもらうんだけど、その時、ディーンの情報欄は、しっかり死亡になってるね。しかも殺人の容疑がかかったままで。
これは第6話【もう一人の自分/Skin】の時の結末が、警察のデータベースに登録されてしまっているから。
この事実は、シーズン2でディーンをてんてこ舞いさせるから、覚えておいてね。
二人のパーソナルデータも登録されていて、面白い。
サムって、本当はサミュエルだったのね。欧米人のニックネームとバースネームの差は、いつまでたっても分からんよ。
それと、二人の誕生日も分かるし(実際のジャレッドとジェンセンのとは違う)、身長体重も確認できる。
でも、二人共身長6フィート4インチ(約193cm)になっているんだけど、これはジャレッドの身長。
ジェンセンは6フィート(約183cm)ジャスト。10cmも違うんだよ。ジェンセンが小さく見える訳だ。
ディーン(ジェンセン)は、目がグリーン、髪がブラウンになっているけど、実際は髪はブラウンじゃなくって、かなり暗いブロンド。日光に当たると、たまにキラキラしてるのが確認できるけど、この作品はワザと映像を暗く処理しているから、あまり分からないのが残念。
サム(ジャレッド)は、目、髪共にブラウンになってるけど、実際には目は完璧なブラウンじゃなくって、青みがかった茶といったところかな。
手錠をかけられたディーン第2弾。
「クリップがいるなぁ」発言は、第1話「悪夢の始まり/Pilot」で、保安官事務所でテーブルに手錠をかけられたディーンが、ジョンの日記に挟んであったクリップを使って外したから。
展開として、サムとシェリフの姉さんを助ける為に、カギを探しに家に入ったディーンは、人狩りの家族に見つかって、大格闘の末、結局はふん縛られちゃう。
この格闘の最中に、レコードから流れているピアノの曲が、楽しげなのにどこか不安を駆り立てるような曲で、とても好き。
しかも、最後にディーンを殴るのが、オチの定番であるフライパンだったところも、ナイス!
貧乏くじ引いて、いつも痛い目に合うのは、ディーンの得意技だね。
サムなんてほとんどないもんね。ふん縛られて殴られるとかね。
パパ、兄、弟、ずっと下の妹と、4人家族の人狩り一家だけど、一番年下のミッシーという女の子が、一番ヤバそう。あの目つきは、グッジョブ!
この家族の人狩りは、ワザと逃がしておいて狩るから、かなりえげつない。
この一家に、兄を殺されていた事が分かったシェリフの姉さんは、結局誰も見ていない隙に、パパを撃ち殺しちゃう。
本当は、いけない事なんだけど、これほど理不尽な犯罪を犯している一家を目の前にしたら、お前ならどうする?という疑問を突きつけられているんだね。
オープニングで、少年に事情を聞いている二人だけど、少年が深夜見ていたテレビが、「モスラ対ゴジラ」で、その少年と意気投合するディーンは楽しそう。
しかもリメイク版が好きというサムをだしに、バカにしたようにサムを見るディーンと少年が可笑しい。
この回で、久しぶりにサムの「It's Sam!」発言。
(サムだ!転じてサミーって呼ぶな!って事ね。)
サミーと幼児みたいに呼ばれるのをイヤがるサムだけど、ディーン相手に言ったのは、第1話の時だけ。
(追記・第5話【鏡の中の真実/Bloody Mary】でも言ってました。ごめんなさい。それ以来です。)
それ以降は、家族以外の人からサミー呼ばわりされると、思わず出るセリフ。

第16話【闇との対決/Shadow】
シカゴでの密室殺人を調査していたサムとディーンは、バーでメグと再会する。
サムはメグとの再会を喜ぶ一方で、偶然にしては出会い方が不自然だと、疑問を抱く。
メグを監視するサムが見たものは、祭壇を作り、何者かとコンタクトをとり、古代の悪霊ダエバを呼び出す、メグの姿だった。
だが、メグの本当の目的は、兄弟の命ではなく、別のところにあった。
≪見どころ≫
やっとやっと父ジョンの登場の回。
メグが悪魔の手先だと分かり、早速始末をつけに行くサムとディーンだけど、メグの本当の目的は、父ジョンをおびき出して殺す事。
その為に、兄弟を利用しようとしていた訳だね。
この回は、ジョンを登場させる為にあるから、多少ストーリー展開が強引でも、まぁいいのかな。
ダエバとの対決もあっさりしているし、メグがビルの7階から落ちても何ともないっていうラストの事実が、収穫かな。
後半は、久しぶりに再会した、親子のウルウル合戦。
ひしとハグするディーンとジョン。
サムが父ジョンの胸に抱かれるには、少し時間がかかったね。
大学行きたさから、ケンカ別れして、二人の下から飛び出していたサムだから、素直になるには、まだまだ子供なのかな。
こういうところは、サムってカワイイ。
メグのアパートを監視しているサムが、着替えている女性を覗き見ている痴漢と勘違いされて、通りがかりの女性に「変態」呼ばわりされるのは、こういうのはいつもディーンの役回りな気がするから、見ていてうっしっしっと思う。
結局、ジョンの為には、兄弟が側にいるは良くないと、バラバラに行動する事を選んだ親子だけど、これって結局は“ふりだしに戻る”じゃない?
なんてツッコミもいれてみたりした。
メグは、シーズン1のキーパーソン。
メグ演じるニッキー・エイコックスは、金髪でギャルな恰好してるけど、調べたら三十路のナイスな姉さんだったわ。

ギブ!
ここまでで中篇とし、打ち止め。
また後日のアップを、お待ち下さい~。


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