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SPNシーズン3を気軽に書いてみようEP13 【SUPERNATURAL】 [SPN日記(別館へ引越し)]

前書き。
英語は分からんです。
和訳などは、エピソードガイドを書いて下さってる、複数のブログを参考にさせて頂いた上で、私なりに解釈してます。
単なる感想です。
この先、妄想やいわゆる“萌え”を、大いに含んでいる可能性がありますので、読まれる方はご注意を。

EP13 「Ghostfacers」

いつもと違った趣向のこのエピ。
「Ghostfacers」とは、ゴーストに会うのを目的としたグループ。
そんな彼らのゴーストとの遭遇シーンを余すところなくお茶の間にお届けするリアリティーショーが、「Ghostfacers」。
の、Pilot版。
オンエア前。
つーか、売り込み前っしょ。

そして、何を隠そう、「Ghostfacers」のリーダーは、エド&ハリー!
えっ?誰かって?
ほらほら、思い出して!
シーズン1の17話「HELL HOUSE」で、SAM&DEANを素人呼ばわりした勘違いヤローを。
あのオタク二人組みが、このGhostfacersのリーダーだ!

この二人、兄弟のイタズラに身を任せ、確かハリウッドへ旅立ったはずだけど・・・
驚くべき進歩!
チームがいるよ~。
しかもエド&ハリーのほかに3人も。

一人はエドの義理の妹マギー。親が養子にしたらしいアジアンな女性。(演じているのが日系の方でしたね。)
もう一人は小太りの男性スプルース。
なんでもシャーマンだかネイティブアメリカンの血を引いているのだとか、引いていないのだとか。
最後は、コーベット。
エドにお熱の青年。
あぁ・・・ゲ●かぁ・・・

Ghostfacersの今回のターゲットは、モートンハウス。
うるう年の2月29日。
4年に一度、この日にこの家で何かが起こる・・・

しっかりサリーチ済みのGhostfacersは、28日の深夜、モートンハウスへGO!
フェンスを括ってあるチェーンを切ろうとしたところに、何やら重低音の車のエンジン音が・・・
隠れたGhostfacersが見たのは、大音量でカーステレオをかけながら、モートンハウスを照らすSAM&DEAN。
もちろん、まだこの時点で、車の二人がSAM&DEANである事を知っているのは、視聴者のみ。
インパラのエンジンの重低音が遠くから響いてきて、やがてロックが大音量で聞こえて、兄弟が姿を現す。
すげー、かっけー!!

車が去ったところで、Ghostfacersは家の中へ。
久しぶりに、この家、怖い。
基本的にアメリカの、特に古い家は気味悪い。
広すぎるというか、洋館自体がなんか雰囲気あって、妙に派手な壁紙とか、柄模様の感じとかが、イヤ。
それが朽ち果てる間際なのだから、余計。
逆に、西欧人から見たら、襖とか畳とか、イヤかもしれんけど。

Ghostfacersは、広い部屋にベースチャンプを設置。
ラップトップに監視カメラ、それにハンディーカメラ。
すごいハイテク機器だ。

いよいよ二手に分かれて捜索。
でもさ、Ghostfacersって、ゴーストハントが目的じゃなくって、ゴーストに遭遇するのが目的でしょう。
会えればいい。
その後の事を何にも考えていないあたり、楽天的でいいなぁ。
薄気味悪い家の中なのに、どこかマヌケな雰囲気が漂うのは、偏に彼らのおかげ。

お熱のエドと二人っきりのコーベットは張り切ってますな。
迷彩服きて、頭にライトとカメラ。
ロボコップみたいって言われてるし。
おっかなびっくり進むGhostfacersの面々が、素人丸出しでなんだかオカシイ。

でも、彼らGhostfacersは、本当にゴーストに会っちゃうんです。
最初は、デスエコー。
死んだ人が、死んだ時の瞬間を、何度も繰り返してしまう現象。
それ自体に害はないけど、気持ち悪い。
でも、稀にショックを与えると、その気の毒なループから解放される事もあるそうで、
後に、DEANが大真面目にゴーストに呼びかけるシーンがあるんだけど、
こういう地道で真面目なお仕事もしてるのね。
感心感心。
銃ぶっ放つだけじゃないんだな。

そして彼らは、ついにSAM&DEANとも遭遇。
兄弟はお化け屋敷に探検にでもきたおバカさん、くらいに思っていたかもしれないけど、
エドもハリーも、ついでにSAMも、お互いを覚えてた。
もちろん、兄弟は素人集団を、外に出そうと必死だけど、
Ghostfacersの面々は、引き下がる訳にはいかない。
大事な大事なTVショーのPilot版だもんね。

押し問答をしている間に、コーベットの悲鳴が・・・
コーベットは行方不明。
兄弟の説明によれば、2月29日にはこのモートンハウスで、人が次々失踪しているらしい。
誰も見つからないし、死体が発見されたのは、家の最後の所有者のみ。
本当にいわくありの家だった訳だね。

なんだかなんだで、SAMまでいなくなっちゃって、DEANが軽~くパニック。
SAMがいなくなった途端、呼び方が「SAMMY~」になるあたり、この兄貴は変わらんなぁ。
あの声で、大声出して「SAMMY!!」と呼び続けるDEANがすごく愛おしい。

肝心のSAM、そしてコーベットは、ゴースト開催のパーティーにご招待。
参加者は、もれなく死体さん達。
二人とも、意思とは関係なくのご参加だから、ご丁寧にイスに縛り付けられてる。
そこに現れたのが、このモートンハウスの諸悪の根源。
家の所有者で、死体愛好家で、ついでに死体を剥製にして、有事に備え地下のシェルターに隠れて、みんなで楽しいパーティーをしよう!
ってな思考に囚われた、ちょっと可哀想な、でも、かなりイカれたゴーストさん。
すごいデカい!
迷彩服だし・・・

SAM、イカれたゴーストさんにパーティー用の三角帽子をかぶらされて、ゴキゲンな感じ。
そしたら目の前で、コーベットが殺されちゃった。
首の後ろから、長い千枚通しのようなものが、さくっと突き出て・・・
気をしっかり持たせる為に、英語では「Stay with me」って言うんだよね。
コーベットにそう言い続けるSAM。
日本語の「しっかりしろ」より、言い方としては好きかも。

お次はSAMの番。
間一髪で、DEANが間に合った。
SAMは助かったけど、根本的な解決には、何もなってない。
ピンチな面々を救ったのは、自らゴーストになってしまったコーベット。
エドやハリーの前にゴーストとして姿を現したコーベットは、機転を利かせたエドの説得により、
というかさ、コーベットのエドへの気持ちを利用してなんだけど、
結局、エドがコーベットの愛を受け入れる、たみいな感じで、コーベット大活躍。
例のイカれたゴーストさんを道連れに、ちゃんと成仏してくれたみたい。
イカれたゴーストさんに吹っ飛ばれた兄弟は、吹っ飛ばされ損。
でもさ、エドがコーベットのゴーストを前に、勇気を振り絞って、でも涙を流しながら、必死で説得する姿を見て、あぁ、オタクで少々イカれ気味だけど、こいつイイ奴だなぁ、なんて思ってしまった。
ヤバイ、すっかり制作陣の戦略に引っかかってるし・・・

長々、ストーリーを追ってしまったけど、
このエピの見どころは、普段主観としてしか見れない兄弟を、客観で見れるところだと思うんだけど。
エドやハリーの視線から、SAMとDEANを見れるって、貴重だと思わない?
エドとハリーの視線を通して見るSAM&DEANは、
とりわけDEANは、ガラ悪いねぇ。
SAMは誠実そうだけど。
DEANは粗野で乱暴な感じで、私たちが知っているDEANの本当の姿なんて、これっぽっちも感じられない。
そうなのよ。
傍から見れば、DEANってそう見えるのよ。
でも、それがいい。
説明役はすっかりSAMで、DEANはいちいち説明なんてしてやんないし。
放送禁止用語に、しっかりピーッって入ってて、口元はドクロマークで隠しちゃう。
こういう小ワザは大好きだ。
DEANがしょっちゅうピーッって。
SAMもいつくか頂いてたね。
DEANなんて、普段あんまり見せない、中指まで立ててた。
モザイク入ってたけど。
こういう世間一般から見たSAM&DEANは、見れて嬉しいな。
そういう風に見られてるんだな、って分かっていい。

今回、手持ちカメラの映像にこだわって、いかにもリアリティーショーを撮っているって演出だったけど、
だから余計に、SAM&DEANが客観的に見れた。
個人的には、なかなか楽しいエピで、面白かったよ。
まぁ、脚本家のスト明け、しかも2ヶ月待って、このエピ?
って思ったファンがかなりいたようだけど、シーズン2の「TALL TALES」もそうだけど、
アメリカ方式の、長く放送するドラマじゃなきゃできない、こういうお遊びエピって、すごく楽しいんだよね。
本来、こういうエピ、あってしかりだと思うよ。
まぁ、ただ、シーズン3的には、DEANの残された時間があと2ヶ月ってところに、このエピがくるのは、タイミングがあまりよろしくないのかなぁ、とは思ったけどね。
エピの中で、DEANと二人っきりになったスプルースが「残り2ヶ月て何?」って聞いて、ついしゃべりそうになったDEANが、すごい剣幕で、リアリティーショーなんかで告白なんてするか!って反撃していたのにはウケた。
「ガン?」って聞き返していたスプルースにも、思わずぷぷっ(笑)

なんだか賛否両論の激しかったエピのようで、長く「SUPERNATURAL」を応援している方の中にも、「ひどいエピだ!」って憤慨なさっている方を見かけたのだけど、でも、それって、すごく悲しい。
本来楽しいはずのお遊びエピだし、それも魅力かなって思っているし。
エピの数が減ったのは、ストライキのせいであって、制作陣や出演者のせいじゃないし。
シーズン4だって、経費削減されちゃってるみたいだけど、それだって制作陣や出演者のせいじゃない。
「SUPERNATURAL」ってドラマの、より良いエピを作ろうとする制作陣と、The CWネットワークの重役陣との見解の違いだからね。
この差が大きいほど、私たちはみたいなコアなファンは悲しくなる。
この差が埋まらなくなった時が、打ち切りの時だろうし。

実はエピの最後まで、「Ghostfacers」は実際にオンエアされているのかと思ってた。
でも、これ、オンエアされたら非常にまずいよね。
SAM&DEANだって、FBIから追われなくなったのは、死んだ事になったからだし、
ホンモノのゴーストが映ってるし。
それより何より、コーベットの亡骸が映ってるし・・・

コーベトの死体は、かなり効果的にフレームインしていたと思う。
コーベットの死という現実が目の前にあるのに、少々おマヌケなGhostfacersのあたふたが後ろで繰り広げられてて、すごく違和感。
でも、その違和感が不安な気持ちにさせられる。
逆に場慣れしているSAM&DEANはすごく冷静で、これまた妙な違和感。
余計にGhostfacersの行動が、浮いてくる。
あぁ、遊びじゃないんだな、って気づけば、これはOKなのかしら。

オチは、SAN&DEANがGhostfacersにPilot版の出来を見せられているってシーンでしたな。
ははっ。
そりゃそうだ。
そして、お約束通り、全てのデータは、消去され・・・
DEANがオカシそうに、電磁磁石のスイッチをオン。
ステキすぎ。
兄弟の平穏は守られたけど、このGhostfacersの面々が、このくらいでめげる気がしない。
きっとまたすぐに、新しいPilot版を作る気がするよ。
去っていくキャラあり、再登場のキャラあり。
長く続くドラマって、面白いね。

なんてまとまりのない感想なのかしら。
ついついストーリーを追ってしまったから、こうなったのかな。
次週は、シリアスなエピに戻ります。
DEANが・・・切ないエピになりそうよ。
DEANに残された時間は、わずか1ヶ月。
さぁ、どうなるのでしょうか・・・
うわ~、楽しみ!
タグ:SUPERNATURAL
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コメント 4

yumi

こんにちは。EP13話、すごく楽しそうですね!私はケーブル視聴組なので、人様よりかなり遅れて来月ようやく2ndシーズンに突入…なので3rdシーズンはまだまだ先…(苦笑) それにしてもこのエピソードに憤慨しているファンの方がいらっしゃるんですねー。なんだか不思議です。私なんかは本編があまりに辛くてハードなので、こういうお話は有り難い気がするのですが…。

『SPN』って上層部にはあまり大切にされていない(?)んですね。悔しいです。こんなに素敵なドラマなのに。新しいシーズンを迎える度に「どうか打ち切りになりませんように…」と願っている自分がちょっと悲しいかもです(T.T)
by yumi (2008-04-29 15:32) 

LICCA

yumiさん、こんにちわ!
もうすぐSuperドラマTVでSPNシーズン2が始まるんですよね。いや~、もう思いっきり見ちゃって下さい!!
私、シーズン2は大好きなんです。
まぁ、シーズン22話の中で、シリアスばかりだと、確かに心が重くなってしまいます。たまにおちゃらけエピがあると、いいバランスではないとか思いますよ。
今回は、タイミングが・・・
日本でシーズン3のDVDが出るのは、夏の終わりか秋頃だと思います。
その頃にはアメリカでシーズン4も始まります。
まだまだ応援しますよ~!
by LICCA (2008-04-29 19:07) 

maxy494

DEANなLICCA様。

渾身のエピ感想文、お疲れ様です。楽しく一気に読み終えました。

私は、こういうおバカエピが大好きなので、個人的に大うけです。
もう冒頭、Ghostfacersのテーマソングったら! 
この面々が隠れているその前を、インパラが、ぼぼぼぼってやってきて、そのカーステレオから流れている曲聴いたとたん、舞い上がりました。
もう、DEANったら! いまどきフルボリュームでこんな曲聴くなんて!
あなたって、最高!って(苦笑)。
さらに、こんな曲かけてるインパラに乗って、真剣にサーチライト照らすSAMMY! この組み合わせも、可笑しいの何のって…。

DEANお兄ちゃんの放送禁止用語連発と中指!
DEANのリアクションの数々、珍返答も含めて、久々に抱腹絶倒で
楽しめました!DEANは、こうでなくちゃいけません。
あと2ヶ月の命でコレですか?、なDEANでなきゃ!
ここが賛否両論のポイントだったでしょうが、私は200%大好き派。
LICCAさんが仰るとおり、長丁場のドラマにしか許されない、最高の息抜きエピですよね?
おバカで下品であればあるほど、いざとなったときに出てくるDEANの本当の部分、繊細さが、光るのですもの。

しかし、私、粗野を絶賛してはいますが、ここには大きな矛盾を孕んでいます。
何をやっても育ちの良さが香りたってくるJENSENが演じているからこそ、
この粗野DEANは魅力的なのだと思います。
ホントに粗野な役者がコレやってたら、私多分、嵌んない…。
それは、小ずるいDA2のアレックの時も、同じでした。
要は、JENSENの持っている何かと、DEANというキャラのケミストリーがたまらない…ここだと思ってます。理屈じゃない。

私は、このエピの感想書くの、かなり先になります。スクリプトがどっかに上がってきてから…。

じつは本日、SAMのお誕生日ゆえ、またキカクモノで遊んでしまい、さらにficを1本書いちゃいました。
私が書いているDEANは、自分でも、少しいい子すぎる?、と思っています。そのうち、思い切り激しいお下品DEANを書いてみたい…。

そうそう、それから、↓のこの方が、”等身大”の方ですか?
うふふふ。お誕生日、おめでとうございます! なんだか、想像してほくそ笑んじゃいます…。
支離滅裂な書き込みですが、それでは、また。

BOBBYなmaxyでした。

by maxy494 (2008-05-02 21:00) 

LICCA

BOBBYなmaxyさん、こんちにわ!いらっしゃいませ~。
もうこのエピを見た後、しばらくは気を抜くと「GO!Ghostfacers!♪」って歌ってましたもん(笑)
楽しいエピでした。
深夜なのにインパラのステレオのボリュームがデカすぎて、こりゃ迷惑な車だなぁ、と思ったのと同時に、SAM・・・慣らされちゃったのね・・・ってちょっと不憫にもなりました(苦笑)
シーズンの中で、こういうエピがあった方が、確かにmaxyさんのおっしゃるとおり、DEANの本当の部分が見えた時、すごく効果的なんじゃないかと思います。
この子は外で見せる態度と、SAMに見せる態度と、本音が、全て違っている子ですからね(笑)

等身大ポスターは、彼です(笑)
ますますおっさんですが、ステージではサイコーにカッコイイです。

maxyさんのSAM's BD企画、見ましたよ!
ficの方も、会社PCでお昼ご飯食べながら読みました。
素晴しい!きっとニヤニヤしながら読んでました。
コメントこれから書きに参ります~!

by LICCA (2008-05-03 15:35) 

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