お気に入りの先生 [徒然日記]
タイトルで内容バレそうだな(笑)
入院生活、想像以上にヒマです。
本当に具合いの悪い時以外、テレビ見る事以外やる事ないほど、ヒマなんです。
楽しみというかヒマつぶしというか、テレビは朝から晩まで見ちゃいますが、テレビカードという強敵がおりまして、1枚1000円で購入してピッと挿さないとテレビ見れません。
しかも一日つけっぱなしにしてたらカード終わっちゃいます。
どれだけこのカード屋に貢いだことか(涙)
親が洗濯物持ってきてくれるのを、あぁやっと会話ができる、と心待ちにするくらい、ヒマです。
それはさておき。
そんなヒマな入院生活で、私が個人的に楽しみにしていたのが、朝晩2回の先生たちの回診です。
私がいたところは、主治医というのではなく、チームが担当していました。
だいたい5人~6人かなぁ。
直腸のがんですから、チームは大腸班。
そのチーム、簡単に説明すると、大ボス、中ボス、小ボスに、若い先生が2人くらいついてます。
若い先生たちはまだ専門が決まってなかったりとかして、頻繁に入れ替わったりもします。
大ボスはおっさん先生で、大腸専門。
明るくて軽~い感じでしゃべるんですが、どうも会話のキャッチボールが暴投ぎみなのが多くて、なかなか会話を成立させるには慣れと技術が必要(笑)
よく話題があっちこっち飛んでく(笑)
そして致命的に字がヘタクソ(笑)
説明してもらった書類、あとで見返すと全く読めなかった(笑)
外来担当が多く、お昼すぎくらいに外来棟ですれ違った時には、口から魂抜けかけててようやくひっかかってる、みたいな状態でふらふら歩いてた(笑)
中ボスもおっさん先生で、最終的にこの中ボスが主治医的立場になってましたが、この先生は大腸専門ではなく、内視鏡も胃カメラも大腸カメラもできる、過去の研究に食道があったりと、ちょっとよく分からない感じ。
泌尿器にも詳しかった。
研究職ちっくな雰囲気もあったりして、でもいかにもお医者さんって感じもします。
小ボスはまだ30代半ばの若い男性の大腸専門の先生。
ストーマも専門ぽい。
よく話すし、よく聞いてもくれて、マメでよく気が付いて、大ボス中ボスがやらないような書類作成なんかもこなします。
基本、判断できるのは、この大中小ボス先生までなのかな。
ほかに若い女医さんなんかもいらして、この方まだ若いのにしょっちゅう心配して、回診の前とか様子見に来てくれたりとかして、良い先生です。
患者さんには手術しやすくする為に痩せろって言ってるのに、先生たち(大ボス&中ボスの事と思われ)がどんどん太ってく、と私にグチをこぼしてましたよ。
気づきました?
どの先生がお気に入りの先生か。
はい、小ボスの先生です(*^^)v
中ボスも親身になってくれる大変優しい先生で助かってますが、おっさんはおっさん。
小ボスはなんといってもまだ30代半ば。
入院患者ネットワークで教えてもらったところによると、私より5歳ほど年下と判明。
私に対する態度は、あれと一緒よ、会社でさすがネエさん!、ネエさん強い!、ネエさんなら大丈夫!とか言ってくる、ちょっと年下の部下というか同僚というか後輩みたいのがいるでしょ。
あんな感じ。
〇〇さん(私の名前)自分で分かってらっしゃるから~、さすが〇〇さん!、なんて感じでね。
そんなお気に入りの先生がいるチームが、朝晩2回やってくる。
これが楽しみじゃない訳ないじゃないっ!
といっても、毎回全員が来る訳ではないんですよ。
全員で来る時もあれば、3人だったり、1人だったり。
来てみないと誰が来たか分からない。
だからお気に入りの先生が来たとなると、ちょっと嬉しくなっちゃうんです。
当然、こちらはヒマを持て余しているので、何かちょっと話でもしたいなぁ、なんて機会をうかがってる訳ですが、難しいのがいわゆる世間話をするタイミング。
入院してるとはいえ、ぶっちゃけ回診しか先生と話すチャンスがないので、治療に対する確認とか聞きたい事とかこの時しか直接聞くチャンスがないんですよ。
まぁこれが、患者と先生とのコミュニケーション不足って言われる所以なんでしょうけど。
見ていて、おばあちゃんになると、短い時間で先生たちとうまく会話できないんですよね。
先生たちから必要な事はもちろん言ってくれるけど、おばあちゃんが聞きたい、したい会話にならない。
なのでこっちが何か大事な事を聞きたい時はそれが優先になっちゃう。
忘れず聞かなきゃってかまえるし。
さらに、来る先生たちの組み合わせってーもんもあって、
大ボスの手前、中ボス、小ボス、さらに若い先生も、大ボスのジャマにならないように、発言を控えてるんですよ。
先に大ボスがしゃべる。
次が中ボスって具合いに。
あとちょっと面倒だなって感じたのは、小ボスは大ボスの舎弟って感じなのだけれど、中ボスは毛色が違う。
なので大ボスは来なくて、中ボスと小ボスが来た時は、微妙にかみ合わなさがあったりしてね。
それに、私が小ボス先生がお気に入りなんてバレたら、それそここっ恥ずかしくて、回診が地獄になるじゃないですかー。
その気持ちを隠して(笑)、回診を楽しまなきゃ。
まぁ、前に同部屋になったお姉様が露骨にこの小ボスの事を気に言っており、私のところに回診に来るたびに、隣のベッドから話しかけて、明らかに私あなたの事気に入ってます、が分かる会話をしていて、ちょっと面白かった。
というか、やーいやーい私のチームの先生だーいって気持ちだったかな(笑)
その方はがんの大先輩だったようですけど、場所が違っていて担当チームが別だったので。
あれは相当気に入ってたよな。
露骨に好き好き光線出してた。
何が言いたいかというと、先生を気に入ると、入院生活に張りが出ます!
私は良い先生に恵まれた方だと思ってます。
個人的に外科医ってさっぱりした人が多いとは思うんですが、会話も弾んだ方がいいじゃないですか。
お隣さんから先生と患者さんの楽しげな会話とか聞こえてきたら、純粋にいいなぁって思いますもん。
小ボス先生と世間話する機会、難しかったなぁ。
土日とか病院がお休みの時に小ボス先生一人で回診にくるなんて事もあったけど、結局、調子はどうとかの会話だけになっちゃったりして。
なんかちょっと急いでいる感じだと会話もさっと済ませちゃったりして。
一番しゃべれたのは、ちょっとした報告というかトラブルがあって、入院中じゃない時に、外来を予約した時かな。
もちろん予約はこの小ボス先生ご指名でね。
わざと遅めに行って午前中のラストの患者になったりして、後がつまっていない状況を作って、そこでようやくゆっくり世間話できたというか。
この時は抗がん剤治療中だったから、地味ーにしんどい事をグチってしまいましてね。
でも小1時間ほど世間話できたかな。
先生と話せるとすっきりできるんですよ。
安心感というか。
もちろん、入院中だろうと、外来だろうと、話がしないので時間をくださいって言えば、それを無視する先生はいないから、堂々とそういえばいいのだけれど。
過ぎていく入院生活、なかなか先生も看護師さんも忙しく見えちゃって、難しいのですよ。
特に謙虚なおばあさんや、年を取るとどうしても会話を理解するのに時間がかかったり、反応が鈍くなったりして、うまく先生とコミュニケーション取れなくなるのよね。
そんなもんだから、看護師さんが優しく根気強く会話をすると、もっと先生と話したいと、涙ぐむ方を、時に怒る方を、何人も見ました。
今思い返すと、一番最初にこの大学病院に入院して説明とか受けた後に、さらに詳しい話をしてくれたのが、この小ボス先生でしたね。
こっちから頼んでいないにも関わらず、時間を作って、夜だったと思うけど、なんかたくさん話した記憶があります。
というか、腸閉塞の怖さを淡々と話された気がする(笑)
ストーマの説明をはじめてされた後だったんじゃなかったかな。確か。
いやマジで腸閉塞怖いから。
外来しかなくなった今、小ボス先生と会う機会がなくて寂しいなぁ~と。
中ボス先生の外来はあるけれど、どんなに優しくて良い先生でも、おっさんはおっさん(笑)
さて、入院以外で小ボス先生とお話できる機会、なにかないかなぁ~。
もっとイジりたかったなぁ~。
と、思う訳です。
入院生活、想像以上にヒマです。
本当に具合いの悪い時以外、テレビ見る事以外やる事ないほど、ヒマなんです。
楽しみというかヒマつぶしというか、テレビは朝から晩まで見ちゃいますが、テレビカードという強敵がおりまして、1枚1000円で購入してピッと挿さないとテレビ見れません。
しかも一日つけっぱなしにしてたらカード終わっちゃいます。
どれだけこのカード屋に貢いだことか(涙)
親が洗濯物持ってきてくれるのを、あぁやっと会話ができる、と心待ちにするくらい、ヒマです。
それはさておき。
そんなヒマな入院生活で、私が個人的に楽しみにしていたのが、朝晩2回の先生たちの回診です。
私がいたところは、主治医というのではなく、チームが担当していました。
だいたい5人~6人かなぁ。
直腸のがんですから、チームは大腸班。
そのチーム、簡単に説明すると、大ボス、中ボス、小ボスに、若い先生が2人くらいついてます。
若い先生たちはまだ専門が決まってなかったりとかして、頻繁に入れ替わったりもします。
大ボスはおっさん先生で、大腸専門。
明るくて軽~い感じでしゃべるんですが、どうも会話のキャッチボールが暴投ぎみなのが多くて、なかなか会話を成立させるには慣れと技術が必要(笑)
よく話題があっちこっち飛んでく(笑)
そして致命的に字がヘタクソ(笑)
説明してもらった書類、あとで見返すと全く読めなかった(笑)
外来担当が多く、お昼すぎくらいに外来棟ですれ違った時には、口から魂抜けかけててようやくひっかかってる、みたいな状態でふらふら歩いてた(笑)
中ボスもおっさん先生で、最終的にこの中ボスが主治医的立場になってましたが、この先生は大腸専門ではなく、内視鏡も胃カメラも大腸カメラもできる、過去の研究に食道があったりと、ちょっとよく分からない感じ。
泌尿器にも詳しかった。
研究職ちっくな雰囲気もあったりして、でもいかにもお医者さんって感じもします。
小ボスはまだ30代半ばの若い男性の大腸専門の先生。
ストーマも専門ぽい。
よく話すし、よく聞いてもくれて、マメでよく気が付いて、大ボス中ボスがやらないような書類作成なんかもこなします。
基本、判断できるのは、この大中小ボス先生までなのかな。
ほかに若い女医さんなんかもいらして、この方まだ若いのにしょっちゅう心配して、回診の前とか様子見に来てくれたりとかして、良い先生です。
患者さんには手術しやすくする為に痩せろって言ってるのに、先生たち(大ボス&中ボスの事と思われ)がどんどん太ってく、と私にグチをこぼしてましたよ。
気づきました?
どの先生がお気に入りの先生か。
はい、小ボスの先生です(*^^)v
中ボスも親身になってくれる大変優しい先生で助かってますが、おっさんはおっさん。
小ボスはなんといってもまだ30代半ば。
入院患者ネットワークで教えてもらったところによると、私より5歳ほど年下と判明。
私に対する態度は、あれと一緒よ、会社でさすがネエさん!、ネエさん強い!、ネエさんなら大丈夫!とか言ってくる、ちょっと年下の部下というか同僚というか後輩みたいのがいるでしょ。
あんな感じ。
〇〇さん(私の名前)自分で分かってらっしゃるから~、さすが〇〇さん!、なんて感じでね。
そんなお気に入りの先生がいるチームが、朝晩2回やってくる。
これが楽しみじゃない訳ないじゃないっ!
といっても、毎回全員が来る訳ではないんですよ。
全員で来る時もあれば、3人だったり、1人だったり。
来てみないと誰が来たか分からない。
だからお気に入りの先生が来たとなると、ちょっと嬉しくなっちゃうんです。
当然、こちらはヒマを持て余しているので、何かちょっと話でもしたいなぁ、なんて機会をうかがってる訳ですが、難しいのがいわゆる世間話をするタイミング。
入院してるとはいえ、ぶっちゃけ回診しか先生と話すチャンスがないので、治療に対する確認とか聞きたい事とかこの時しか直接聞くチャンスがないんですよ。
まぁこれが、患者と先生とのコミュニケーション不足って言われる所以なんでしょうけど。
見ていて、おばあちゃんになると、短い時間で先生たちとうまく会話できないんですよね。
先生たちから必要な事はもちろん言ってくれるけど、おばあちゃんが聞きたい、したい会話にならない。
なのでこっちが何か大事な事を聞きたい時はそれが優先になっちゃう。
忘れず聞かなきゃってかまえるし。
さらに、来る先生たちの組み合わせってーもんもあって、
大ボスの手前、中ボス、小ボス、さらに若い先生も、大ボスのジャマにならないように、発言を控えてるんですよ。
先に大ボスがしゃべる。
次が中ボスって具合いに。
あとちょっと面倒だなって感じたのは、小ボスは大ボスの舎弟って感じなのだけれど、中ボスは毛色が違う。
なので大ボスは来なくて、中ボスと小ボスが来た時は、微妙にかみ合わなさがあったりしてね。
それに、私が小ボス先生がお気に入りなんてバレたら、それそここっ恥ずかしくて、回診が地獄になるじゃないですかー。
その気持ちを隠して(笑)、回診を楽しまなきゃ。
まぁ、前に同部屋になったお姉様が露骨にこの小ボスの事を気に言っており、私のところに回診に来るたびに、隣のベッドから話しかけて、明らかに私あなたの事気に入ってます、が分かる会話をしていて、ちょっと面白かった。
というか、やーいやーい私のチームの先生だーいって気持ちだったかな(笑)
その方はがんの大先輩だったようですけど、場所が違っていて担当チームが別だったので。
あれは相当気に入ってたよな。
露骨に好き好き光線出してた。
何が言いたいかというと、先生を気に入ると、入院生活に張りが出ます!
私は良い先生に恵まれた方だと思ってます。
個人的に外科医ってさっぱりした人が多いとは思うんですが、会話も弾んだ方がいいじゃないですか。
お隣さんから先生と患者さんの楽しげな会話とか聞こえてきたら、純粋にいいなぁって思いますもん。
小ボス先生と世間話する機会、難しかったなぁ。
土日とか病院がお休みの時に小ボス先生一人で回診にくるなんて事もあったけど、結局、調子はどうとかの会話だけになっちゃったりして。
なんかちょっと急いでいる感じだと会話もさっと済ませちゃったりして。
一番しゃべれたのは、ちょっとした報告というかトラブルがあって、入院中じゃない時に、外来を予約した時かな。
もちろん予約はこの小ボス先生ご指名でね。
わざと遅めに行って午前中のラストの患者になったりして、後がつまっていない状況を作って、そこでようやくゆっくり世間話できたというか。
この時は抗がん剤治療中だったから、地味ーにしんどい事をグチってしまいましてね。
でも小1時間ほど世間話できたかな。
先生と話せるとすっきりできるんですよ。
安心感というか。
もちろん、入院中だろうと、外来だろうと、話がしないので時間をくださいって言えば、それを無視する先生はいないから、堂々とそういえばいいのだけれど。
過ぎていく入院生活、なかなか先生も看護師さんも忙しく見えちゃって、難しいのですよ。
特に謙虚なおばあさんや、年を取るとどうしても会話を理解するのに時間がかかったり、反応が鈍くなったりして、うまく先生とコミュニケーション取れなくなるのよね。
そんなもんだから、看護師さんが優しく根気強く会話をすると、もっと先生と話したいと、涙ぐむ方を、時に怒る方を、何人も見ました。
今思い返すと、一番最初にこの大学病院に入院して説明とか受けた後に、さらに詳しい話をしてくれたのが、この小ボス先生でしたね。
こっちから頼んでいないにも関わらず、時間を作って、夜だったと思うけど、なんかたくさん話した記憶があります。
というか、腸閉塞の怖さを淡々と話された気がする(笑)
ストーマの説明をはじめてされた後だったんじゃなかったかな。確か。
いやマジで腸閉塞怖いから。
外来しかなくなった今、小ボス先生と会う機会がなくて寂しいなぁ~と。
中ボス先生の外来はあるけれど、どんなに優しくて良い先生でも、おっさんはおっさん(笑)
さて、入院以外で小ボス先生とお話できる機会、なにかないかなぁ~。
もっとイジりたかったなぁ~。
と、思う訳です。
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