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SPNシーズン3を気軽に書いてみようEP16 【SUPERNATURAL】 [SPN日記(別館へ引越し)]

前書き。
英語は分からんです。
和訳などは、エピソードガイドを書いて下さってる、複数のブログを参考にさせて頂いた上で、私なりに解釈してます。
単なる感想です。
この先、妄想やいわゆる“萌え”を、大いに含んでいる可能性がありますので、読まれる方はご注意を。

EP16 「No Rest For The Wicked」

シーズン3のフィナーレ。
本来なら、訳の事もあるし、もう少し他の方の感想なんかを読んでから、いつもは書いているのだけど、このエピは待てません。
なので、何かあれば訂正&追記するという事で、ご容赦下さいね。

DEANのLast Day。残り30時間。

森の中、地獄の猟犬Hellhoundsから逃げているのは、夢の中のDEAN。
夢に見るほど、彼も追い詰められてる。
SAMはいつでも優しくて、そっとDEANの隣に座り、DEANに「地獄へは行かないし、ボクが行かせない。誓うよ」なんて言うけど、DEANにはすでにSAMの顔までも、デーモンパワーで歪んで見える。
これはシーズン2第8話「地獄の猟犬/Crossroad Blues」の時も、契約切れになりかけている人たちが、周りの親しい人まで顔が歪んで見えていたのと同じだわね。
DEANの契約は、他の人とはちょっと違うけど、律儀にもこういう事はおんなじ。

目的はLILLITHを追う事だから、BOBBYがその方法を見つけて、ちょっとだけ嬉しいSAM。
でも結局は、また二人でケンカ。
例えLILLTHを見つけても、どうやって倒すのか。
SAMがRUBYを呼び出すなんて言うものだから、さらにDEANは激高。
DEANは再び間違いを犯すのか、って言うけど、彼はデーモンにはナーバス。
この時の会話の「again」で、彼がJOHNと自分の事を言っているのは、なんとなく気がついた。

そうなると、こっそりRUBYを呼び出すSAM。
内緒で相手を出し抜こうとするのは、この兄弟の特徴かもね。
SAMはRUBYに、あのデーモンを殺せるナイフを貸して欲しいと言う。
そっか、コルトの代わりね。
ここでRUBYの爆弾発言。
まぁ、薄々、SAMのサイキック・アビリティが無くなっていないんじゃないかって事は分かっていたけど、まさか、DEANを取引から救える、なんて言い出すとは思わなかった。
SAMの、ヴィジョンだけじゃない能力で?そんな能力あるの?
ともかく、RUBYはまだまだ兄弟が知らない事を知っているっぽい。
彼女、信じていいのか、いけないのか、まだ私の中で分からない。
本当の事も言っているけど、全てじゃないし、隠し事も多いし。

そこへDEANの登場。
顔を合わせれば口論のDEANとRUBY。
とうとう殴り合いまで・・・
でも、これはDEANの作戦勝ち。
殴られながらも、RUBYからナイフを奪うのに成功。
これ、完全にDEANの作戦よね。
最初っから、そのつもりだった。
しかも、RUBYはデビルズトラップの中。
どんなに叫んでも、DEANが出してやるはずないし。

ナイフを手に入れて、BOBBYが捜し当てたLILLITHの居場所、インディアナのニューハーモニーに向おうとする二人。
ここでBOBBYの優しさ再び。
この大事な日に、BOBBYがいないなんてありえなし。
彼もこの兄弟の行動はお見通し。
自分を置いていくだろうくらいの事は想定内で、インパラに細工までして兄弟を足止めしてるよ。
二人の事を「家族」だと言い切るBOBBYに、うるっときましたさ。
しかもDEANが何やらいろいろ幻覚を見始めている事だってお見通し。
いや、逆に、SAMが気づかない方が・・・
DEANが絶対、気づかせないか。SAMだけには。

ともかく、三人で向う事に。
その道中、運転するだけ、残りの時間もわずか数時間。
沈黙に何か言いかけたSAM。
でもDEANはまだグッバイスピーチは聞きたくない、ってラジオのボリュームを上げて、まだ何も聞きたくないよう。
ラジオから聞こえてきたの、ボンジョヴィ。
「Dead or Alive」という曲らしい。
あまりにもこの状況に合う選曲?
いつもよりも熱のこもった熱唱のDEAN。
ヤケとは違う、でも、全てを忘れさせるような、忘れる為のような、彼の歌いっぷりに、見ていて辛いよ。
SAMにも珍しく歌わせる。
SAMも、最初は苦笑いしながら、でも、気づくと一生懸命歌ってる。
「Dead or Alive」
元気に歌うのは、DEANに気を遣わせない為かしらね。
でもさ、あんな歌い方するDEANが、SAMが歌いだしたら、急に真顔になって、覚悟した顔で、まだ生きるか死ぬか、もしかしたら助からないかも、でも・・・そんな顔して運転しているDEANが、DEANが、まともに見られないよ。

ま、その後、長くなりそうなので細かい話はふっ飛ばすけど、DEAN、地獄が近づいている事で、デーモンにpossesedされちゃっている人を、見分けられるようになってる。
ちょっと都合いいなぁ、と思いつつも、それだけあちら側に足を突っ込んでいるのかと思うと、心中穏やかではいられないかも。

LILLITH、今回は前回とは違う女の子にpossesedしてる。
前の子はブルネットのゴシックっぽい顔のカワイイ子だったけど、今回はブロンドのとてもキュートな子。
6歳くらいかしらね。
でも、やってる事は、非常にえげつない。
家族を人質同然に、自分に逆らえないのを分かってて、毎日バースディパーティー。
逆らえば、即、殺しちゃう。
家の中に、グランマの死体が転がってるよ・・・

このLILLITHを演じている子、すごく上手い。
だって胸クソ悪くなるくらい、キュートで残酷。
無邪気に「Eveyday my birthday,Yeah!」って・・・

家を外からうかがうSAM&DEAN&BOBBY・・・and RUBY。
そう、彼女、あのデビルズトラップから自力で抜け出して来たよ。
根性あるなぁ。
でも、家の周りは、すでにデーモンでいっぱい。
なんとか家に入る事に成功したけど、それはBOBBYがスプリンクラーを聖水にして撒いたから。
なのでBOBBYは別行動ね。

2階の子供部屋で、ママと眠るLILLITH。
そっと寝室に忍び込んだSAMを見ても、このママちゃんと分かってて、子供の姿に躊躇するSAMに「Do it!」って。
ところが、SAMが刺そうとした瞬間、そのナイフを止めたのはDEAN。
「LILLITHはその子の中にはもういない」
え?
じゃ、LILLITHはどこ?

せっかくのチャンスを逃してしまった二人。
時計の針は、無常にももうすぐ午前0時。
DEANの1年が終わる時間。

SAMはRUBYに詰め寄る。
もう時間がない。とにかくDEANを救わなきゃ。
SAMの思いは、十分すぎるほど分かっているから、あぁ、ここから、怒涛の終盤が始まるんだなぁって。

最期の言葉。
DEANのSAMへの言葉が、最期の言葉が、あまりにもシンプルで、この人、この場に及んでも、いやこの場だからこそなんだろうけどさ、DEANにあるのは、狩りと車とパパと弟、だけ。
「どうするばいい」と言うSAMに、
「戦い続けろ。車を大事に。パパの教えた事覚えてるな。オレの教えた事も覚えていろ。」
たった4つ。
この1年。DEANは最期に何を言おうか、考えていたのかな。
いなかったかもしけないけど、彼の口から出た言葉は、この4つだったね。
遺言としては短すぎて、でも、彼の人生、SAMの人生には、十分すぎる言葉なのかしら。
泣きそうな笑顔で、SAMを見つめるDEAN。
SAMはもう涙を堪えられない。
そして、壁時計が0時を告げる。

DEANが聞いたのは、Hellhoundsの声。
ちゃんと来るんだ。黒い犬。
ちらと後ろを振り返るDEANの視界には、黒い犬たちが見えているんだ。
とうとう来たか、って顔。
そして、犬の視線で見るDEAN。

1室に逃げ込んで、おそらくグーファーダストだと思うけど、それをドアに撒くDEAN。
最初っから、これも考えて持ってきてたんだね。
部屋には、DEAN&SAM&RUBY。
RUBYはナイフを返して、ってSAMに言って、SAMが思わず返そうとしたところ・・・
あぁ、きた、ついにきたよ・・・
DEANが「そいつはRUBYじゃない」って言った。
じゃ、誰?
目が白くなって・・・
あぁ、LILLITH・・・
おそらく、あの子供の寝室に入る時、SAMの前からもDEANの前からも、RUBYの姿が見えなくなった瞬間があったの。
あの時、LILLITHはあの子供の身体から、RUBYの入っていた身体に、乗り移ったんだね。きっと。
いまや、同じ場所に、SAMとDEANと、LILLITHが。

LILLITHは、まずSAMを壁に押し付けると、次にDEANをテーブルの上に押し付けた。
磔にするのは、デーモンの常套手段。
何故かSAMを恐れ、恐れるが故にSAMを殺そうとしていたLILLITH。
今、絶好の瞬間が訪れた訳だ。
SAMの口唇を奪うのは、女デーモンならやりそうな事。
殺したかった相手が、彼女の手の内に入ったんだ。
好きに弄びたいでしょうね。
でも、彼女はあまりねちねちといたぶったりはしなかった。
もっと、残酷かも。
おもむろに部屋のドアを開けるLILLITH。
外にいたHellhoundsが入ってくるのを悟ったSAMが、すごい顔して「NO!」って叫んでる。
私たちの目には見えないけど、確実にHellhoundsがDEANを捕らえた。
犬たちはテーブルから彼を引き摺り下ろすと、ジーンズが裂け、シャツが裂ける。
そこから血が飛び散るのが見える。
DEANの叫び声が聞きたくないのに聞こえてくる。
もう、逃げられないんだよ。
仰向けのDEANの胸から、おびただしい血が・・・
彼がもう声も上げず、動かなくなる頃、LILLITHがすっと右手を上げた。
SAMに向って。
あぁ、これも知ってる。
これ、コロラドの警察署で、ヘンリクセンたちにむかって、彼女がした事と同じ。
手から激しい光がわっと出て、そしてSAMが死んでしまうんだ・・・

少し疲弊したような顔のLILLITHがそっと手を下ろす。
光も消えてなくなり、そこにはSAMが・・・
そこでLILLITHが見たのは、息絶えたSAM、ではなく、何ともなっていない、先ほどと露とも変わらぬSAMの姿。
LILLITHの顔が、急激に驚愕に変わるのが分かる。
「来ないで!」
やっとそう言うLILLITHに、SAMはあのナイフを拾い、そして・・・

叫び声と共に、LILLITHが彼女の身体から抜け出ていく。
彼女にしてみれば間一髪。
SAMにしてみれば、目の前の敵を、みすみす逃がしてしまった。

我に帰ったSAMが見たものは、
床に血だらけで横たわっているDEAN。
もう動かない、彼の目が、もう決してどこも見ていない目が、開いてる。
SAMの目の前で、見ている前で、DEANは逝った。
しかも、最悪の方法で。
零れ落ちる涙をそのままに、SAMの声が涙でかすれている。
「DEAN・・・」
抱き上げても、もう、動かないんだよ、SAM。
SAMが、SAMの泣き顔が、こういう泣き顔は、今までに見た事がない気がする。
SAM・・・

カメラがDEANの左目から、その奥へと私たちを導く。
彼の、緑色の目と同じ、深緑色の世界が、私たちにもおぼろげに見えてくる。
見えてきたのは、おびただしい数の黒い鎖。
蜘蛛の巣状に張り巡らせられている鎖は、どこからきて、どこまでつながっているのか。
遠くでは雷鳴。
その鎖の交差している黒い点が、やがて人の形に見えてくる。
たくさんある、鎖の交差部分の一つ。
それが確実に人の形に見えてくると、私たちは突然気づかされる。
四方から伸びた鎖に、両の手足をつながれ、
そして、腹部に、右肩に、鎖のつながったフックが刺さって、その人物の身体を支えているのが。
血まみれのまま、その人物は叫んでいる。
もう、それが誰か分かっているんだよ。
・・・DEAN。
現実の世界じゃない。
現実では、すでに息絶えた彼の身体を、SAMが抱き上げているはずだから。
それなら、ここは、地獄?
DEANが落ちるはずの。
地獄?
地獄???

人それぞれ、地獄とはどんなところか、想像できるものなのかな。
RUBYは業火に焼かれるのだと言ったと思う。
鬼が出てくるのは、仏教の世界か。
私は、そこが、DEANが囚われたそこが、地獄だとは思えない。
何か、どこか、上手く説明なんてできないけど、違う気がしてならないの。
それなら、そこはどこ?
やはり地獄なんだろうか・・・

そこがどこか、どこでもかまわないけど、
SAMの名を叫び続けるDEANの声が、耳に残って仕方がない。
シーズンフィナーレ。
クリフハンガーなのは知ってたし、覚悟もしてから見たつもり。
正直、想像以上のクリフハンガーではなかったよ。
想定内。
ちゃんとDEANは死んだし、どこか、地獄かは分からないけど、どこかに落ちたしね。
その中で、予想外だった事がいくつかあった。
まず、SAMのサイキックアビリティの事。
RUBYはまだ何か知ってそうだけど、何か、ヴィジョンだけじゃない、とんでもない能力を持ってそう。
だって、LILLITHのあの攻撃が、全く効かなかったんだよ。
すごくない?
これ、Maryママとも、何かつながりがあるんかな。
SAMの秘密は、当初からの課題だけど、あまり進展がないやね。
どうも、シーズン4の前半で、いろいろ分かるらしいから、期待しましょうか。
LILLITHによって、どこか遠くへ飛ばされちゃったRUBYだけど、彼女もシーズン4はご出演なので、まぁ、待ちましょう。
シーズン4が、この直後から始まるかどうかは分からないけど、今はまだBOBBYも何が起こったから分かっていないし、ちょっと何がどうなるか始まってみないと、さっぱりだわね。
SAMにしても、DEANを失って、しかもあんな具合いに失って、どうなるんだろう。
SAMには、どこかで彼の助けを呼んでいるDEANの声が、届くんだろうかね。
届いて欲しいなぁ。
そして、DEAN。
あの状態から、どうやって復活してくるんだろう。
シーズン4のシーズンプレミアで、晴れてご登場してくれるのかな?
制作のエリック・クリプキはじめ、セラ・ギャンブル嬢、その他スタッフたちがドSなのは百も承知だけど、あのラストはちとツライよな。
とにかく、見た目の辛さは、しんどいっすよ。
ね。

もうね、JENSENの演技は分かっているけどたまらなく良いとか、JAREDの表情がバツグンに良かったとか、そういう事書いている余裕がないわ。
前の2エピが不完全燃焼だったらか、このエピ、終始重くて暗いけど、お互いの気持ちと、この兄弟の進むイバラの道があらためて感じられて、すごく良いエピだったと思うよ。
昨晩、見終わったら、なんだか指が震えて、止まらなかった感じ。
寒くもないのに、寒くて震える気がした。
ボンジョヴィのシーンも、最期の言葉を交わすシーンでも、涙はじわっと出てきたけど、ぐわーっと出ては来なかったのよ。
それより、どうなるの?どうなるの?が強くて、涙に勝ってしまった感じ。
9月あたまのシーズン4シーズンプレミアまで、さて、どうやって過ごしましょうかね。
今は、それが最大の難問。
ホント、どうしたもんかね。
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コメント 4

mika

LICCAさん、いまだ興奮が収まらずキーを叩く指が震えている私です。
胸もドキドキしっぱなしで・・ほんとに辛いフィナーレでした。
確かにじわ~とはきましたが、きちんと泣く余裕もなかったです・・
あんな風にSAMの目の前で悲惨な最期を迎えるなんて、シーズン4の放送が決定していても残酷すぎます。
こんな風に違う世界に引き離されてしまった兄弟の運命、
いったい今後どう展開していくんでしょうね?
4か月も待たなきゃいけないんですね・・あぁ長いなぁー
そんな中でもJENSENの瞳のアップには、なんて綺麗なグリーンなんだろう
と見とれてしまいました。美しくて悲しいラストでした(T_T)
by mika (2008-05-18 01:41) 

LICCA

mikaさん、こんにちわ!
私もしばらく震えてきちゃってあたふたしましまいました(苦笑)
なんか展開に圧倒されて、泣いているヒマがなかったですよね。
でも、あのディーンの最期は、なかなか直視できませんでした。あんなにガッツリとくるとは思ってなかったので、声がツライんですよぉぉぉ。
ラストシーンも、なかなかちゃんと見れなくって、あぁ、酷いよぉぉぉ。
そうですよね、現実の世界と精神世界(死後の世界)に引き離されてしまった兄弟、どうやって再び一緒に闘えるようになるのか気になりすぎて、待ちきれません。
生殺しですよ・・・
前から思ってますが、JENSENの緑色の瞳は、人外の美しさです。
美しすぎる死体でしたね(涙)
by LICCA (2008-05-18 18:29) 

yumiusa

LICCAさん、こんばんは。
Kripke、本当にやってくれました・・・。涙でよく見えませんでしたよ。最後は直視できなかったし(号泣)あんなに酷いことになって、Deanが可哀想です、もちろんお兄ちゃんを助けられなかったSamもですが。
兄弟2人のシーンは切なすぎてつらかったです。特にDeanの”I'm Your's" には、泣かされました(またまた号泣)
まだまだ気持の整理がつきません。
Season4は、どうやって始まるんでしょうか?この生殺しが4カ月も続くなんてつらすぎます(涙)
Samに助けを求めるDeanの声が耳から離れません・・・(泣)
しばらく引きずりそうです・・・。
by yumiusa (2008-05-18 21:32) 

LICCA

yumiusaさん、こんばんわ!
ここのスタッフのドSさ加減は知ってましたが、まさかここまでとは思いませんでしたよね。
お兄ちゃんの泣きそうな笑顔に、何度胸がきゅーってなったか分かりませんよ。ホント。
生殺し・・・ですよね。4ヶ月、頭がおかしくなりそうです。もう引きずりまくりですよ。
エンドロールにかぶった、最後のDEANの叫び声が私も耳に残って残って、あぁ、どうしましょうかね。
みんなで慰めあいたいですよ。9月まで。
by LICCA (2008-05-18 22:53) 

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